interview

ベストを食せ! VICTORY TALK

NEW卓球
伊藤美誠選手
×VPメンバー
栗原秀文

強いの先へ、
絶対王者をめざして。

強いの先へ、絶対王者をめざして。

味の素㈱社員が、アスリートたちの栄養サポート行うビクトリープロジェクト®。このビクトリートークは、プロジェクトメンバーと、彼らが担当する選手によるトークセッションです。毎回、選手それぞれのカラダづくりやトレーニング、食事や栄養のアドバイスなど、普段の生活にも応用できそうな内容を盛りだくさんでお届けします。世界ランキング位(2020月時点)の実力どおり、いち早く東京2020オリンピックの日本代表候補となった卓球の伊藤美誠選手。言葉を交わすのは2003年以来ビクトリープロジェクト®を牽引し続けてきたディレクターの栗原秀文です。伊藤選手は攻撃型、それも速攻を得意とするプレーヤー。超速度の思考回路と強いフィジカルがそのスタイルを生んでいます。伊藤選手のパフォーマンスを支える、食事とアミノ酸についてのトークが披露されました。

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唯一の弱点は
朝食だった⁉

トップクラスの卓球選手は、試合と合宿で年間のスケジュールがほぼ埋まってしまうというのが現実です。とにかく忙しい。特に海外での試合が長く続くと、食事の面でストレスを感じませんか?

実は(海外の食事を)まったく食べられない、ということは少ないです。どこでも、なんでも食べられるほうなので(笑)。

食に対する対応力の高さは、伊藤選手を間近で見ているとわかる気がします(笑)。

中学生の頃、ひとりで海外の試合に参加していたときは「白ごはんが食べたい!」と思うときがありました。でも今は母が試合に同行して、食事のサポートをしてくれます。海外でも白ごはんをしっかり食べることができる。以前よりパワーがついたと感じています。

なかでも好きなメニューはキムチなどの韓国料理と聞いています。

先ほど「なんでも食べられる」と言ったとおり、なんでも好きです。ただ、正確に言えば肉類が好きなんです。キムチでお肉を巻いて食べたりするのがめちゃくちゃ好き。つまり、焼肉ですね(笑)。

拠点の大阪は本場ですからね(笑)。練習などを見ていると、伊藤選手はとても“カラダが強い”という印象があります。パフォーマンスはもちろん、食が細くなるということがない。それでも最近は、食事について以前より気を配るようになったとか。

特に朝食ですね。以前は朝食を抜くこともありました。というのは、食事も大事だと思っていたのですが、睡眠をしっかりとることを優先させていたんです。眠いとダメなんです(笑)。でも今は、食事も睡眠も同じくらい重要だと考えています。

朝食をきちんと、しっかりとる。どのようにして意識を変えたのでしょうか。

これも母の助言がきっかけです。頭では「朝食は大事だ」とわかっていたのですが、なかなかできなかった。でも改めて母と朝食について話をして、ちゃんと起きて、ちゃんと食べようと。今では朝食自体が楽しみのひとつになっていますから、ずいぶん意識が変わりました。

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一石五鳥
アミノ酸

「ビクトリープロジェクト®」では2016年から伊藤選手をサポートしています。「アミノバイタル®」をはじめとしたアミノ酸製品は、補食として、ご自身にかなり馴染んできたのではないでしょうか。

実は、最初は飲みづらかったです(笑)。味としても、新しいトライという意味でも。少し躊躇していたのかなあ……。でも栗原さんにいろいろと教えてもらいながら、ここ1年はきちんとアミノ酸をとるようになりました。

練習前に「アミノバイタル®プロ」、練習後に「アミノバイタル®アミノプロテイン」というのが伊藤選手の基本的ルーティン。カラダが変わってきたという実感はありますか。

ダメージがかなり少なくなりました。また私にとってアミノ酸はリカバーしてくれるだけじゃなく、負担を軽減してくれたり、調子を整えたり、他にもいろいろ、一石二鳥どころか“一石五鳥”くらいのもの、というイメージです。

それを聞いてホッとしました(笑)。

栗原さんは、最初の頃は「アミノ酸について教えてくれる先生」みたいな印象でした。でも何度かお会いするうちに、カラダの調子についてはもちろん、卓球の調子についてもいろいろとお話しするようになりましたよね。

ミーティングをしていていつも思うのは、伊藤選手は言うべきことをきちんと言ってくれる方だということ。卓球の技術、ケガの少ないカラダ、選手としての存在感に加えて、コミュニケーションの部分でも強さを感じるんですよ。

いえいえ、栗原さんの存在感にはかないません。なにせお会いする期間が空いてしまっても、不思議とお久しぶりの感じがしませんから(笑)。

それは「圧が強い」ということでしょうか。自覚はしておりますが(笑)。

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いちばんの武器、
それは考える力

食事、補食について万全の体勢を整えている伊藤選手を見ていると、今、その強さがさらに研ぎ澄まされているように感じます。カラダの強さも追求しているというか。伊藤選手にとって「卓球に必要なカラダ」とはどういうものでしょうか。

速く強い動きを実現する瞬発力、筋力はもちろん必要です。でも、個人的にはカラダよりも頭、つまり「考える力」が大事だと思っています。

でも素人から見れば、あの超人的な速さの攻防の間に、あれこれ考えている時間があるとはとても思えません。

さすがにラリー中は細かく考える時間はなくて、勘というか、「ピピピッ」と脳内に信号が走っている感じ。それ以外の、主にサーブに入る前の時間に、ものすごい速度で考えています。「こういうサーブを打てば、相手はこういう回転でここに返してくるだろう」というふうに。

サーブに入る前の“静の時間”に、卓球選手はそんなことを考えているんですね。

卓球はその見た目以上に考える競技。試合が終わると頭が痛くなるくらいなんですよ。そしてその考える力、それも「ひとりで考える力」が、自分の強みだとも思っています。

「ひとりで考える」とは、コーチのアドバイスではなく、ということですか?

そうです。むしろ私の場合はひとりで考えているときのほうが、頭の中が澄み渡っているというか、落ち着いています。

なるほど。卓球とは頭脳であり、考える力が最も重要だと。もともと伊藤選手はケガも少なく、強いカラダを持っている。食事とアミノ酸をはじめとした補食によってそのカラダをより強くすることは、考える力を支える土台を強くするということですね。

今、カラダはとてもいい状態です。もちろん疲れないカラダなんてありません。でも、疲れてもそこからもうひとつ「盛り返せるカラダ」になってきているような気がします。

食をサポートする立場として、その言葉は本当にうれしいですね。

アミノ酸などの補食の摂取は、今は本当に自然に自分の習慣になっています。それから味の素㈱の皆さんは「これを食べちゃダメ」いう言い方は絶対しないですよね。それが私の性格に合っていた(笑)。寄り添うようにサポートしていただいて、本当に感謝しています。

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緊張を楽しみながら
ついただきます

緊張を
楽しみながら

いただきます

伊藤選手は2歳から現在まで、今まで生きてきたほとんどの時間を卓球に費やしています。ある意味人生を懸けることのできる卓球の魅力とは、何なのでしょうか。

観客を惹きつけるという視点で言えば、やはり緊張感ですよね。

確かに他の競技と比べると、サーブからポイントまでの間は息が詰まるようです。いや、本当に息をしていないときがある(笑)。

そうなんです。応援で仲間の試合を見ているときはものすごい緊張感です。緊張感に耐えられなくて自分がプレーしたくなっちゃいます(笑)。

サーブの前の“静の時間”から、一瞬で超高速の“動の時間”に移行する。あの感じも緊張感を増幅させますね。

観客として眺めてみると、あの緊張感のなかでプレーしているというのは我ながらタフだなあと思います。もっと言えば自分はその空気を楽しんでいるという点も、すごいなあと思いますね(笑)。

そう考えると見るにしてもプレーするにしても、やはりあの緊張感こそ、他に代えがたい卓球の魅力なのでしょうね。東京2020オリンピックではその卓球の魅力を最高の形で、日本中に、世界中に披露していただきたいです。

東京2020オリンピックはずっと、私のいちばんの目標でした。最高のコンディションで臨みたいと思っていますし、事実、母、コーチ、そして皆さんのサポートのおかげでベストな状態に向かっています。

ずばり、目標を聞かせてください。

今、3種目(女子シングルス、女子団体、混合ダブルス)の内定をいただいています。そのすべてで、金メダルを獲りたいです。絶対に。

伊藤選手にとって最高の大会になると信じています。ありがとうございました。

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Profile

卓球
伊藤美誠選手
Mima Ito

2歳の終わりから卓球を始め、2008年(バンビの部:小2以下)、2010年(カブの部:小4以下)の全日本選手権で優勝。2011年の全日本選手権・一般の部で大会史上最年少勝利記録を更新。2015年、ドイツオープンのシングルスで優勝し、世界最年少優勝記録を樹立し、ギネス記録にも認定された。リオデジャネイロ2016オリンピックでは、女子団体で最年少の15歳300日で銅メダルを獲得。2018年の世界卓球(団体)では、8戦全勝で日本を準優勝に導く活躍を果たし、同大会の最優秀選手賞を受賞する。2019年1月の全日本選手権大会では、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスで女子史上初となる2年連続3冠を達成。20年1月、東京2020オリンピックの女子シングルス・混合ダブルス・女子団体の日本代表候補選手にも選出された。ITTF世界ランキング2位(2020年4月時点)。