研究者/管理栄養士

寺田智子

TOMOKO TERADA

小学生時代から長年、体操競技に取り組んできた。その中で体重管理の難しさや怪我を経験し、「栄養」への興味を持つように。大学では食物栄養学・栄養化学、大学院では食品機能化学を専攻。スポーツや高齢者等栄養によるケアが特に必要な人にソリューションを提供したい・広くは食で人の健康を支えたいという想いから、2018年、味の素株式会社に入社。食品研究所 製品開発部門にて「アミノバイタル®東京SPECIAL MOMENT」等、アミノ酸サプリメントの製品開発を担当。2023年より「ビクトリープロジェクト®」で管理栄養士として活動中。

寺田智子の
VICTORY哲学

アスリートたちの“今”をしっかりと収集・分析。
それぞれの目標へと導く、ストーリー性のある献立を

管理栄養士としての基本は、①課題抽出(食事調査・体組織の把握) ②戦略立案(献立作成、目標摂取量の設定等) ③実行(現地での実施) ④改善(戦略が適切であったかの分析)です。このサイクルを、自分自身のスキルを活用して、いかに的確に回していくかが重要となります。

サポートディレクター(各競技のサポート担当)との連携、加えて選手の生の声を聞くことで、選手一人ひとりのスケジュールや目的にあった“ストーリーのある提案を大切にしています。

寺田智子の
プロフェッショナリズム

「その人の役に立つかどうか」を考える。このシンプルな発想こそ、味の素社の根幹です

“その人の役に立つかどうか”を常に考えること――シンプルなことですが、プロジェクトに参加することで、その大切さを改めて認識しました。これは、事業開発でも、製品開発でも、情報開発でも、味の素(株)の活動すべての根幹となっていると思います。

時には、選手自身が気づいていない課題を私たちが見つけることもあります。そういった課題に対して、味の素(株)だからこそ可能な、「ビクトリープロジェクト®」らしい視点で問題解決に導き、結果に繋げる。このプロセスは常に大切にしたいと思います。