Support Director
SATOSHI MATSUI
高校時代までは選手として、大学時代は指導者としてサッカーに打ち込んでいた。このような背景から、スポーツに関わる仕事がしたいと考え、2015年、味の素株式会社に入社。入社後は営業、マーケティング部門を経験。マーケティング部門ではアスリートの栄養サポートから生まれた「勝ち飯®」の知見を生活者にも理解・実践してもらうための施策を担当。2020年、国家資格キャリアコンサルタントの資格受講を機に、「やはりスポーツに関わっていきたい!」と自身の思いを再認識。2023年、「ビクトリープロジェクト®」の公募に応募し、メンバー入りを果たす。メンバーとして初のパリ2024オリンピックでは、競泳とアーティスティックスイミングを担当。選手それぞれの「なりたい姿」「実現したい世界」を叶えるため、日夜奮闘の毎日。
極論を言ってしまえば、栄養でアスリートをサポートするのは、知識さえあれば誰にでもできること。「ビクトリープロジェクト®」が20年にわたり活動を続けてこれたのは、栄養の知識だけでなく、多岐にわたる課題に対して、単なる食事指導ではなく、選手・監督・コーチの悩みや不安といった、心の領域までしっかり寄り添いながら、総合的な競技力の向上=“Well-Beingの実現”に貢献したからだと思っています。だからこそ、多くの選手たちから信頼され続けているんです。
「ビクトリープロジェクト®」のメンバーとして活動するようになって以来、数多くの選手たちの日々の姿を見てきました。彼らは本当に、人生を賭けて競技に向き合っています。こちらも生半可な気持ちではなく、全力で、真摯に彼らと向き合わなければ、本当の意味でのサポートはできません。
そして、彼らの活躍は、社会に夢や希望を与えます。彼らが戦いに挑んでいく姿は、多様な価値観を広めたり、社会問題に対する意識を高めることも多々あります。そんな彼らを支えていることに、常に誇りを持ち、自分の活動もまた社会を良い方向に導く一助になれば、と思いながら活動しています。
❶世界中を飛び回るのに必須なノート型デバイス。分刻みのスケジュールの管理はもちろん、担当する選手や団体の記録や、気づきなどを漏らさず記録。
❷付箋&ペンは、補食などを渡す際の必須ツール。単に製品を提供するのではなく、一言メッセージを添えることを心がけてます。日々の積み重ねが、選手たちとの信頼関係に繋がっている。