Senior Scientist
HIROYUKI KATO, Ph.D.
元オリエンテーリング日本代表。世界を舞台に戦う。大学時代はスポーツ生理学を専攻。博士(農学)取得。
その後、「アミノバイタル®」の開発を目指し、2004年、味の素株式会社に入社。アミノサイエンス研究所(現食品研究所)では、アミノ酸の生理機能研究に従事。2012年「アミノバイタル®ロンドンスペシャル」(現:「アミノバイタル® GOLD」)、2016年「アミノバイタル® リオスペシャル」の開発を担当する。トロント大学・訪問研究員を2年間務めたのち、食品研究所で「アミノバイタル® 東京2020スペシャル」 (Connect、Moment)を開発。プロジェクトの活動を、エビデンスに基づいた商品開発で支える頭脳として活躍中。
「ビクトリープロジェクト®」において重要なキーワードは“関係性”。アスリートはもちろん、現場に関わる様々な人たちや、外部組織との関係性を構築し、そこから一歩先に踏み込んで、ようやく我々研究者のスポーツサイエンスの知見も活きてきます。
現場では理論や理屈だけではない、様々な状況が起こりえます。状況をしっかりと見極める観察力、そして柔軟な発想力が必要になります。
「ビクトリープロジェクト®」のメンバーとなってからは、「競泳選手と対象としたたんぱく質必要量に関する研究」、「ハンドボール日本代表を対象としたんぱく質必要量に関する研究」、「ハンドボール日本代表選手における合宿中の肉体的な課題に関する研究」など、様々な研究を行ってきました。
スポーツ選手が日々直面している課題を科学的に解釈し、解決に導くことが、私たち研究者の役目です。その課題、テーマをもとに、「アミノバイタル®」の製品開発に生かすことが重要です。そして、スポーツサイエンスを進化させ、多くの方たちの生活に取り入れていただくことが一番の目標です。
今年で発売から30周年を迎える「アミノバイタル🄬」。先進的なスポーツ栄養科学研究に基づき、アスリートたちの様々な課題解決に取り組んでいます。
アミノバイタル®GOLD
2012年、日本代表選手団専用品として開発した「ロンドンスペシャル」は、選手の皆さんの毎日の厳しい練習や大会期間中のリカバーをサポート。当時は選手専用の非売品でしたが、同年「アミノバイタル®GOLD」として一般発売されました。
アミノバイタル®
東京スペシャル
MOMENT
※非売品
(2024年6月現在)
東京2020オリンピック・パラリンピックでは「MOMENT」を開発。持てる力を引き出す“瞬間”ブーストアミノ酸*を配合した秘密兵器ともいえる「アミノバイタル®」シリーズの最新型です。パリ2024オリンピック・パラリンピックでも「MOMENT」を始めとした各製品を20万本無償提供。4年に一度の大舞台で、選手の皆さんが「持てる力を発揮」してくれることを願っています。