
1996年生まれ、北海道別海町出身。3才からスケートをはじめる。2019年ヘーレンフェーン世界スプリント選手権に初出場で銀メダルを獲得。同年開催されたワールドカップ男子500mで33秒79をマーク、当時の世界新記録と現日本新記録を樹立。2022年・2023年に行われた全日本選手権大会で2年連続で500m 1位・1000m 1位、大会MVPも獲得。2023-24年 ISU ワールドカップスピードスケート競技会大会 男子1000m総合 3位。180cmを超える恵まれた体格と運動神経をいかした、ダイナミックなスケーティングと爆発的なスピードが持ち味のスピードスケートスプリント種目の日本のエース。
365日欠かすことなく、愚直に食とからだに向き合う新濱選手。「ビクトリープロジェクト®」は2019年からサポートを行い、ともに歩んできた。国内外での試合が続き、ハードスケジュールの中で迎えるミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは、心身のコンディション維持がメダルへの鍵となる。大会本番に向けた、新濱選手と「ビクトリープロジェクト®」の取組みを探る。
ミラノ・コルティナ2026
オリピックに向けた
サポート1
体組成の管理
体重、除脂肪体重、疲労度、トレーニング強度などを定期的に分析し、コンディ
ションを確認。トレーニングのパフォーマンス向上、大会に向けての体づくりにつなげる。

サポート2
製品の提供
「アミノバイタル®」やスープ類などの製品を活用し、トレーニング効果の最大化とリカバリー促進をサポート。

サポート3
各大会での食事サポート
国内外の大会でベストコンディションを保つための食事プランを提供。この結果をふまえ、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで新濱選手専用食事サポートを実施する。

新濱選手は2019年から体組成のデータを取り始め、毎日記録をつけている。それが「ビクトリープロジェクト®」松井との日々のコミュニケーションツールとなっており、データを見ながら体調や今の状況を確認している。
スピードスケートでは、体重が重いほどスピードを出しやすい一方で、重い体を上手に操るための高い技術も求められる。
新濱選手は、海外選手に引けを取らない体格を持っており、それが世界で戦う上での大きな強みとなっている。
スピードを生むための「重さ」と、技術を発揮しやすい「軽さ」のバランスを見極めながら、体重をコントロールすることが勝つために必要であり、各大会に向けて「ビクトリープロジェクト®」松井と新濱選手はミーティングを重ねている。
開幕前~本番当日までの概要
食事サポートを通じて代謝データを収集、分析。
このデータがシーズン中の栄養戦略の基盤となり、大会に向けたコンディショニング管理に活かしていく。
試合期に特化した献立を提供しながら、代謝状況を確認。
収集したデータや好みを基にオリンピック本番の献立を設計。栄養価の最適化だけでなく、好きな食材やレシピを組み込み心理的な安定をもたらす食事プランを確立。
レース1週間前から新濱選手専用献立を提供予定。
からだとこころの両面でベストコンディションを実現する食事サポートを実施します。

9月から12月にかけて蓄積した新濱選手の栄養データと好みのレシピ・食材を組み合わせ、レース1週間前(2月5日)から専用の献立を提供予定。新濱選手の好きな食材を使ったオリジナルメニューも登場する。

新濱選手の好きな食材「餅」を使ったメニュー。
極限の緊張状態でも、「いつも通り」の味付けと好きな食材でホッとする時間を作ることで、平常心を取り戻し、心理的安定が図れるようにする。


「ビクトリープロジェクト®」松井から
これまでの約2年間、私は新濱選手の栄養サポートを担当してきました。彼のそばで感じてきたのは、誰よりもストイックに練習に打ち込み、結果に強くこだわるまっすぐな姿勢です。しかしその道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。2度の大きなケガに見舞われ、苦しみや葛藤の中にいた時間も、きっと長かったと思います。
それでも――彼は一度も諦めなかった。
どんなに辛くても、前を向き、努力を積み重ねてきました。今この瞬間も、きっと彼は自分と向き合いながら、厳しいトレーニングに励んでいるはずです。そんな姿を思い浮かべると、今までの積み重ねが報われてほしいと、心の底から願わずにはいられません。
新濱選手が悔いなく大会を終え、心からの笑顔を見せてくれること。私の願いは、ただそれだけです。その瞬間を見届けられたなら、支えてきた者として、これ以上の喜びはありません。

“アミノ酸のはたらき”を活用して「TEAM JAPAN」をサポートし、
コーポレートメッセージである“Eat Well, Live Well.”の実現を目指します。
海外という慣れない環境で自分に合う食事や好みのメニューでサポートをしていただけるのは、体重コントロールもしやすく、疲労感の軽減にもつながっているので本当に助かっています。