2015.11.11

味の素グループ「品質のマネジメント・技術に関する検討会」が開催されました

2015年11月11日、味の素グループ「品質のマネジメント・技術に関する検討会」が開催されました。
本検討会は、グループ内の最新の品質保証に関連したマネジメント動向や、検査・分析をはじめとする品質に関わる技術の発表・情報共有を目的に、年1回開催されており、今年で36回を迎えました。
味の素グループの各組織・法人から、品証担当や商品開発担当、経営者など、品質に関わるメンバーが多数参加し、参加者数は430名となりました。

近年、国内では食品への異物混入報道が相次ぎ、また、お客様が異物混入をSNS等のメディア上に公表されるなど、世間全体の食の安全に対する意識が大きく変化しつつあります。これを受け、2013年度第34回検討会に引き続き、本年度も「異物」を基調テーマに設定しました。

プログラムは、木村毅 取締役常務執行役員(品質保証担当役員)の開会挨拶に始まり、外部の専門家による基調講演(2題)、各組織・法人による一般発表(5題)、ポスターセッション(64題)の3部構成で行われました。
異物検出の最先端技術や異物混入防止に関する基調講演の後、研究所、工場、お客様相談センター、グループ各社より、基調テーマを中心に様々な取り組みについて発表がありました。

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左:開催挨拶。右:発表会場の様子。

引き続き実施されたポスターセッションでは、品質保証、検査・分析技術、装置・設備等を中心とした従来からの発表に、今回より新たに「お客様満足」のテーマを加え、お客様の声を活用して改善した商品の展示スペースも設けました。約2時間半にわたり熱いディスカッションが行われ、発表者や参加者同士の情報交換と交流が図られました。

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左:ポスターセッションの様子。右:お客様の声を活用した改善品の展示スペース。

味の素グループでは、このような品質保証関連の検討会を通じてグループ内で情報を共有し、品質マネジメントや技術の向上に取り組んでいます。