品質保証トピックス

味の素グループの品質保証に関する最近の取り組みやお知らせをご紹介します。

2014.09.26

第56回 歯科基礎医学会学術大会でランチョンセミナーが開催されました

2014年9月26日に福岡において第56回歯科基礎医学会学術大会が開催され、国内の歯科基礎医学研究者や歯科医が参加しました。本学会において、味の素社は、うま味およびグルタミン酸の有用性の理解促進のため、品質保証部、広報部とイノベーション研究所が協力し、ランチョンセミナーを開催しました。

ランチョンセミナーのタイトル:
「世界が注目する“うま味(UMAMI)”-その医療への活用を探る」

講演内容:
1.うま味研究最前線 (味の素㈱イノベーション研究所 畝山寿之博士)
  うま味物質の口腔および消化管での受容と生理的な役割について

2. うま味の歯科医療への活用(東北大学 笹野高嗣教授)
  高齢者の唾液分泌機能低下によるうま味感度低下のうま味による改善

歯科基礎医学会.jpg
左: ランチョンセミナー会場               右: 味の素㈱イノベーション研究所 畝山 寿之博士

ランチョンセミナーには約200名のご参加をいただき、会場はほぼ満席となりました。
質疑応答も活発に行われ、日本発の国際語となった「UMAMI(うま味)」の有用性の一つとして、歯科治療への応用可能性について聴講者の関心が非常に高いことがうかがわれました。歯科基礎医学研究者や歯科医のうま味とその有用性の理解促進に大いに役立ったと思われます。
味の素社は、今後もこのような国内外学会でのワークショップやセミナーの開催により,最新の研究成果の紹介と科学に基づいたコミュニケーション活動を継続していきたいと考えております。