品質保証トピックス

味の素グループの品質保証に関する最近の取り組みやお知らせをご紹介します。

2014.06.02

第15回ロシア国際栄養学会においてグルタミン酸ナトリウムの有用性に関するシンポジウムが開催されました

「第15回 ロシア国際栄養学会 ~健康な食:基礎研究から革新的テクノロジーまで~」が6月2~4日の3日間、モスクワで開催されました。本学会はロシアの立法・行政に影響力の強い国立栄養研究所が主催し、参加者は約3000名、旧ソ連邦全土から栄養学の研究者や関係者が集まるロシア最大の栄養学会です。

ロシアシンポジウム会場.jpg
会場のロシア国家経済行政学院

6月2日、本学会において、味の素㈱とロシア味の素社の主催にてグルタミン酸ナトリウム(MSG)の有用性に関するシンポジウム「うま味物質の減塩と消化機能に及ぼす効果」を開催しました。
シンポジウムの講演は、「グルタミン酸塩による減塩効果」(米国ワシントン大学Drewnowsky教授)、及び「グルタミン酸が消化機能に及ぼす影響」(パブロフ研究所Dr. Zolotarev)に関する2演題で、約50名が参加しました。各講演後には参加者による活発な質問、討議が行われ、当初の予定時間を30分超過し約2時間にわたるシンポジウムとなりました。

ロシアシンポジウムHPweb.jpg
左: 味の素㈱とロシア味の素社主催のシンポジウム会場
(パブロフ研究所 Dr. Zolotarevとロシア味の素社 社長 杉本)
右: 米国ワシントン大学Drewnowsky教授(右)

グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、調味料としてロシアの一般消費者にまだまだ普及していませんが、グルタミン酸ナトリウム(MSG)の入手方法に関する質問が出される等、関心の高さがうかがわれました。