味の素グループの品質保証に関する最近の取り組みやお知らせをご紹介します。
2013.03.13
2013年3月13日、東京大学鉄門記念講堂(東京都文京区)で、第3回 食と科学シンポジウム―サステナビリティに向けて―(主催:東京大学大学院 農学生命科学研究科附属 食の安全研究センター、協賛:味の素KK)が開催され、約230名の方々が参加されました。
シンポジウムは、特別講演とパネルディスカッションの2部構成でした。ジョン・クレブス卿(オックスフォード大学ジーザスカレッジ学長、英国食品基準庁初代長官)による特別講演「90億人が食べていくために(Feeding the 9 Billion)」では、増大する世界の食糧需要に対応するため、新しい科学技術や、法律での規制、課税といった様々なツールを駆使して、持続可能な地球にすることが紹介されました。
パネルディスカッショでは特別講演者であるジョン・クレブス卿のほか、5名のパネリストによって、「食のサステナビリティのために何をすべきか」について議論がかわされました。地球・世界規模でのサステナビリティとしては、発展途上国への農業支援、高齢化や栄養過剰の問題がテーマとされました。一方、日本国内のテーマとしてフードロスや食料輸入について議論され、科学的に正しい情報を共有する「食の科学とコミュニケーション」の大切さについても言及されました。味の素KKは、今後もこうしたシンポジウムへの協賛を通じ、科学に基づいたコミュニケーション活動を継続していきます。
■シンポジウムの様子を動画でご覧いただけます