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脱水症にならないためには、普段からの水分と電解質補給が重要です。脱水症にならないためには、普段からの水分と電解質補給が重要です。

脱水症を防ぐポイント脱水症を防ぐポイント

  • こまめに水分と電解質を補給。
  • 発汗量にあわせてスポーツ飲料や経口補水液を使いわける。
  • 就寝前、目覚めにコップ一杯の経口補水液を飲む。

体内の水分量が少なく、もともと脱水になりやすい高齢者には、こまめな水分と電解質補給が重要です。家の中でくつろいでいる状態であれば、1時間に100ml程度のお水やお茶を飲んで口を潤すことがおすすめです。また、発汗時や喉が渇いたと感じた時は、体液に近い成分で体に吸収しやすい経口補水液をこまめに1~2口飲むことがおすすめです。ウォーキングや山登りなど発汗する運動をするときには、経口補水液を持ち歩きましょう。高齢者の激しい運動は急な発汗を招くため、重度の脱水状態になりやすいので避けましょう。

また、就寝前と、目覚めにコップ一杯の経口補水液を摂ることをおすすめします。寝る前はトイレに行きたくなるからと水分を控える方もいらっしゃいますが、就寝中はコップ1杯程度の汗をかきます。睡眠中は水分と電解質補給ができないため、血液がドロドロして脳血栓の危険が高まります。脳血栓は就寝時脱水の進んだ朝に起きやすいとの学会報告もあります。またマンションなどの気密性の高い住宅では、夏は高温多湿、冬場は暖房器具による乾燥した環境になりやすく、脱水のリスクが高まった状態になるので注意が必要です。

脱水症予防のためのチェックシート脱水症予防のためのチェックシート

脱水症はその症状が進行する前の段階から適切な処置で、脱水のリスクを下げることが可能です。下記のチェックリストで該当する項目が多いほど脱水症に近い段階である可能性を疑い、適切な水分補給で予防に努めましょう。

  • トイレに行く回数が減っている。
  • 尿の色が濃くなる(茶色くなる)。
  • 便秘になる。
  • 食欲が出ない。
  • なんとなく元気がない。
  • 昼間寝てばかりいる。
  • 暑いのに汗をかかない。
  • 皮膚のハリがない。

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