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加齢とともによく見られる症状

膝や腰が痛い

膝の関節では軟骨がクッションの役目をしていますが、老化に伴いすり減ってくるため、膝の痛みを感じることが増えます。肥満気味の方は減量することで膝への負担を減らすことができます。

足腰の筋力が低下してくる

全身の筋肉量が低下する傾向にありますが、腕の筋力より足の筋力低下が顕著で、歩行能力の低下、起き上がりや立ち上がり、階段昇降、座る体勢を保つ、排せつや入浴など日常動作が困難になります。適切な運動により筋力を保つことが可能です。

噛む力・飲み込む力の低下

歯の本数が減少したり、入れ歯などの影響で噛む力が弱くなります。また、のどや食道の筋力が低下し、飲み込む力が弱まると誤嚥のもとになります。

誤嚥性肺炎に気を付けよう
食べ物が誤って気管に入ることを誤嚥と言います。通常はムセこみが起こって異物を出そうとしますが、高齢になるとこの反射が弱まり、誤嚥の危険が高まります。誤嚥し気管から肺に入って炎症を起こすことを「誤嚥性肺炎」と言い、高齢者の死因の上位にあたると言われています。

口が渇く

唾液の量が減り口腔内が乾燥気味になり、口腔内の菌が増殖しやすく不衛生になります。また、内服薬の影響で唾液が少なくなることもあります。更に発音がわかりにくくなることもあります。

味がわかりにくい

味を感じる舌の味蕾(みらい)細胞の数が減り、味を感じにくくなります。唾液量低下に伴う乾燥も味覚低下の一因です。

のどの渇きを感じにくくなる

のどの渇きに気づきにくくなるため、水分補給が減り水分不足になります。高齢者になると頻尿になりやすいことから、トイレを気にして水分を控えることも脱水症状を招きやすい原因となります。

食欲が低下する

食欲不振の原因は、実に様々な原因が隠れていることがあります。からだの消化機能の低下、口腔内のトラブルで食事が苦痛になる場合もあります。なかでも、生活リズムが乱れたり、運動不足で消費エネルギーが少なくなり食欲が出にくくなることもあります。
その結果、低栄養状態になることがありますが、気を付けたいのは以下の悪循環です。

低栄養の悪循環

便秘

消化酵素の減少や、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下することで、便秘を引き起こしやすくなります。食事量が減り水分や食物繊維が不足食物繊維不足により便のかさが減ることや運動不足も便秘の原因となります。
※蠕動運動…食べ物を肛門から排便として出すために消化管のなかを移動させること

疲れがとれにくい

加齢に伴い筋力が低下し、日常の動作でも体力の消耗を感じることが多くなり、疲れやすい、疲れがとれないなどの自覚症状があります。うつ症状、睡眠不足、栄養不良も原因のひとつです。

不眠

眠れない・途中で目が覚めてしまうといった睡眠障害は、生活習慣や環境の変化、咳やからだの痛みなどが原因になります。うつや認知症などの精神疾患が背景に隠れていることもあります。睡眠障害は生活習慣の悪化、集中力の低下、不安感を招くことがあります。

視力の低下

高齢になると視力が低下します。特に、転倒の原因にもなりやすく、階段やわずかな段差、電化製品のコード等でつまずいたり、夜中にトイレに起きたときに転倒してしまうことがあります。

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