13Q7.腎臓病の方に使用しても影響はないのですか?A.「パルスイート®カロリーゼロ」に含まれる甘味料はどれも体内での代謝まで調べたうえで高い安全性が確認されています。以下をご参照いただき、体への負担が心配な方は、医師にご相談の上お使いいただくことをお勧めします。〇カリウム制限について※5アセスルファムKには構造上カリウムが含まれておりますが、アセスルファムKに含まれるカリウムは20%以下で、また製品「パルスイート®カロリーゼロ」に含まれるアセスルファムKはごく微量です。〇たんぱく質制限について※5アミノ酸由来のアスパルテームが含まれている「パルスイート®カロリーゼロ」のたんぱく質はごく微量です。商品名使用量※4カリウム量※5たんぱく質量※5「パルスイート®カロリーゼロ」(顆粒タイプ)15g0.007g0.06g「パルスイート®カロリーゼロ」(液体タイプ)24g0.015g0.05gQ8.「パルスイート®カロリーゼロ」の原料のエリスリトール、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、アドバンテームの代謝や排泄機序について教えてください。A.各甘味料の代謝・排泄機序は以下の通りです。エリスリトールエリスリトールは、摂取量の約90%が吸収され、代謝されることなくそのままの形で尿中に排泄されます。また、吸収されなかった残り10%のうち7〜8%が腸内細菌により発酵され、短鎖脂肪酸、メタン、二酸化炭素になり、残りの2〜3%はそのままの形で便中に排泄されます。アスパルテームアスパルテームは、フェニルアラニンとアスパラギン酸という2種類のアミノ酸がつながったものです。通常の食事由来たんぱく質、アミノ酸と同様に代謝され、食事由来のアミノ酸成分とは区別できなくなります。アセスルファムKアセスルファムKは摂取量の80%以上が速やかに吸収されますが、生体内では代謝されません。摂取量のほぼ100%がそのままの形で尿および便中に排泄されます。スクラローススクラロースは体内で代謝されず、およそ60~90%が便中に排泄され、残りの10~30%は尿中に排泄されます。アドバンテームアドバンテームは摂取後にいくつかの分解物にまで代謝され、およそ10%が尿中に、90%が便中に排泄されます。※1 一日摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)人が生涯その物質を毎日摂取し続けたとしても、健康への影響がないと推定される1日あたりの摂取量。※2 Agra CEAS Consulting「World Sugar :Supply Balance and Policy Trend Analysis ,June 2017」※3 「FAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)」JECFAでは、食品添加物の安全性を科学的及び技術的な観点から評価し、一日摂取許容量や成分規格を作成。各国が食品添加物の規格基準を設定する時には、この評価結果を参考にしている。※4 日本の一人当たり砂糖の使用量/日(44g)をすべて「パルスイート®カロリーゼロ」で置き換えた場合の使用量。※5 「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」(日本腎臓学会編/東京医学社)を参照。成人の慢性腎臓病に対する食事療法基準のうち、病状が最も重いステージ5の患者の食事基準は以下の通りである。カリウム 1,500以下(mg/day)、たんぱく質 0.6〜0.8(g/kgBW/day)
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