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労災認定を受けた元従業員の作業状況:
昭和21年から昭和58年まで、当社川崎工場に在籍し、設備の補修作業等に従事していました。
この間、配管等の修理を行う際にアスベストを使用した保温材を剥がすなどの作業を行いました。この作業中にアスベストの粉じんを吸い込んだと考えられます。
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当社川崎工場のアスベストに起因した労災認定と健康被害の状況
当社における業務で、アスベストに起因した労災認定は、本件が初めてです。
現在のところ、本件以外には、同工場の元従業員2名に対し病院の検査結果に基づいた申請を行い、アスベストに関する健康管理手帳が交付されています。
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当社川崎工場のアスベスト関連の対応状況
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当社川崎工場のアスベスト使用状況
調査の結果、当社川崎工場において2004年以前に築造した建物の一部に、アスベストを含む建材が使用されていることが判明しています。ただし、当該施設は、飛散性がないことを確認しています。
今後、当該施設を解体・撤去する際には、現行の労働安全衛生や環境に関する法律に基づいて、粉じんが飛ばない、作業員等が粉じんを吸い込まない対策を行い、従業員および周辺住民の皆様に事前に通知した上で実施します。
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元従業員への呼びかけ
当該工場をふくめ当社で働いていた元従業員に対しては、当社のアスベストの使用・対応状況について通知し、自身の健康状態を確認し、異常があれば届け出るよう書面にて連絡し、万が一アスベストに起因する症状が認められた場合は、早急に連絡するよう継続的に呼びかけて参ります。
連絡があった場合には、過去の事実を厳密に調査した上で、適切な措置を講じます。
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