アン・ジンヨンさんのグンジュントッポックム(宮中餅炒め)
“コチュジャン入りのトッポッキしか知らなかったでしょ。辛くないトッポッキも、とってもおいしいんです”

スミン(2才)とスヨン(0才)の2歳違いの姉妹をもつアン・ジンヨンさんは、若々しい新米主婦のひとりです。
子供が二人とも幼くて買い物に行くのも一苦労なので、家族の食事を作ることが一番大変なのだそうです。今は生まれたばかりのスヨンにつきっきりで、なかなかかまってあげられないので長女のスミンにはとても申し訳ないのだそうです。でも、スミンへのおやつ作りもしっかりとこなしています。
毎日違うおやつをあげることはできないけれど、時折長女のために作ってあげるのが「宮中餅炒め」。トッポッキは誰もが大好きな韓国の代表的なおやつだけれど、普通はコチュジャンがたっぷり入ったとても辛いもの。しかし、本来のトッポッキはお肉やさまざまな野菜、餅を醤油で味付けしたものです。
しょうゆと砂糖で味付けし、ごま油で仕上げるので、ご飯のおかずにもよいけれど、子供のおやつとしてもピッタリなのです。
「子供が小さいから、手のかかる料理を作るのは大変なんです。食材もインターネットで買っているくらい。簡単で作りやすいメニューが多いですね。プルコギを作るときも、トッポッキ用の分まで一緒に味付けをして、冷凍庫で保存します。もちろんお餅も冷凍庫に常に保存してあります。韓国のお餅はやわらかいときにすぐ冷凍庫に入れておけば、解凍してもやわらかいままなんです」。
若い主婦でありながら、毎日の暮らしの中から身につけた知恵はさすがです。「そうだ、もうひとつ。お餅を全部食べたら野菜だけが残りますよね。ここにご飯を入れて炒めてみてください。青のりやごま油を少し加えたら、一段とおいしくなりますよ」。




グンジュントッポックム
(宮中餅炒め)

材料

トッポッキ
用の餅
200g
牛肉
50g
しょうゆ…大さじ1、にんにくのすりおろし…小さじ1、ねぎのみじん切り…小さじ1、砂糖…小さじ1、こしょう…少々)
玉ねぎ
1/2個
にんじん
100g
万能ねぎ
3本
調味料
しょうゆ
大さじ4
砂糖
大さじ2
ごま油
大さじ2
大さじ1
こしょう
少々

 
     
  1. 餅はやわらかいものを用意し、牛肉は( )の材料で下味をつけておく。
  2. 玉ねぎとにんじんはせん切りにし、万能ねぎは3cm長さに切る。
  3. フライパンに油をひき、牛肉を強火で炒める。
  4. 3ににんじん、玉ねぎ、餅を入れ、しょうゆ、砂糖、油、こしょうを加えて炒める。
  5. 餅にしょうゆの色がついたら万能ねぎとごま油を入れ、すばやく炒め合わせて火を止め、器に盛る。

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