新卒採用情報

味の素グループの
デジタルトランスフォーメーション

技術革新によって様々な業界でデジタルディスラプションが激しくなっています。食品業界も今後、大きな変革を迎えることは間違いありません。味の素グループでは業界に先駆けてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。

味の素グループにおけるDX

味の素グループでは、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる基盤は自社の革新にあると捉え、DX=デジタル技術を活用した企業変革と位置付けています。2019年にはCDO(Chief Digital Officer)を創設し、副社長がCDOに就任し全社最重要任務として自社変革に取り組んでいます。

デジタル人財の積極登用

年齢や社内での経験にとらわれず、デジタル技術に長け、デザイン思考の強い人財をDX推進部門に配属するなど、デジタル人財の登用を進めています。若くしてビジネス部門におけるキーパーソンとなり、味の素グループというグローバル企業のDXをリードする立場で仕事をしています。味の素グループでは、デジタル人財(データサイエンティスト、デジタル技術に精通したビジネス人財)が、それぞれの実務で連携し、また、社内勉強会などのOff-JTを活用しながら、会社とともに成長しています。今年度からは、新卒採用も人数を増やし強化していきます。業務の種類は大きく分けて以下の2つになります。

1データサイエンス

統計学、情報科学や数理科学などの高度な専門性を活かし、基礎的な解析から実装まで幅広い業務を担います。

2ビジネスデジタル

ビジネス部門において、営業・マーケティングなどのビジネスドメインの知識とデジタル技術を融合して、ビジネスの高度化や新規ビジネス立案を行います。

業務例
ものづくりを革新

~工場の時系列データを解析して生産性を向上する~
工場に設置した多種多様なセンサーから取得した温度や物質・成分の濃度といった時系列データや、過去に蓄積された生産効率指標のデータをもとに、熟練者の経験に頼っていた製造プロセスを制御するようなモデルを構築したり、高度な品質管理手法を生み出したりします。これらの解析によって、これまで把握できていなかった、安心・安全を維持したままより効率が高い生産に繋がる変数を発見し、新たな製造方法を提案、生産性を向上しました。

研究を革新

~機械学習を用いた最適化により研究開発を加速する~
研究開発では、さまざまな条件で繰り返し実験を行う必要があります。しかし、研究者が限られた時間の中で行える実験は限られてしまいます。味の素(株)では、近年発展した計測技術・実験ロボット技術を導入し、様々な実験データを高速かつ大量に取得できるようになりました。これらのビッグデータを自動で収集する仕組みを構築し、機械学習で最適化することにより、知能を持ったラボラトリーオートメーション技術を開発し、研究開発を加速しました。

マーケティングを革新

~SNSを解析して多様化する生活者のニーズに応える~
Webサイトの記事やブログ、SNSのテキストといったインターネット上にある生活者の情報と、購買履歴などの外部情報を組み合わせて分析し、生活者の意識や行動を多面的にとらえます。人の本音が表出しやすいSNSを分析することで、対面インタビュー調査では表れにくい深層心理にまで迫ることができます。この事例では、家族の食事の実態について書かれたSNSのテキストデータ分析から、母親が食事を通して子供に伝えたい本音を抽出し、これまでにない広告メッセージが出来上がりました。

新入社員インタビュー

2019年度にデジタル人財(データサイエンティスト)として入社した2名の社員にお話を聞きました。

お二人はどんな仕事をされているのですか?

久貝
社内の営業データに加えて、ツイッターのテキスト解析から商品の売れるタイミングを予測することにチャレンジしています。最前線である営業の方と一緒に仕事をしていて、単なるデータ解析だけでなく、現場の生の声を聞くことができるので、自分の仕事がビジネスに直結していると感じます。
藤原
味の素®の工場がどうやったら効率よく生産できるかを機械学習手法を用いて明らかにすることに挑戦しています。学生のときの専門をすぐに活かすことができて、やりがいのある仕事です。

写真(左):藤原 写真(右):久貝

お二人とも入社してすぐに実践的なお仕事をされているのですね。
そんなお仕事をしている職場の雰囲気はどんな感じですか?

久貝
思っていたより風通しがよくて、先輩社員も気さくに接してくれます。ビジネスマナーができていなくても温かく見守ってくれたり。
藤原
そうそう! あと、フレックスに働けるところも気に入っています。勤務時間も自由ですし、「どこでもオフィス」という制度があって、在宅勤務もできるんです。でも新入社員はまだ制限があるので、はやく会社の制度をフルに使えるようになりたいです。
久貝
時間が有効に使えるから家に帰ってからコンテストに参加している先輩もいます。ちょっとマニアックですけど、解析でちょっと迷ったらすぐに教えてくれるのもありがたいです。
藤原
僕はこれまでも周りにそういう人が多かったから、違和感なく仕事ができます。(笑)

写真:久貝

新入社員でも自由にいきいきと働けそうですね。
ところで、お二人はなぜ味の素(株)に入社を決めたのでしょうか?

久貝
僕は農学部の出身で、食品を扱う会社に興味を持っていました。大学院では情報学を専攻していたので、その技術を活かせる会社が良いと思って。食品業界でITに力を入れている会社を調べたら、味の素(株)が出てきて、データサイエンティストの募集があったのですぐにエントリーしました。
藤原
実は僕はIT企業とかコンサルに行きたいと思っていたんです。IT企業は先端の技術をやっているかもしれないけれど、食品業界はそれほど進んでいなくて、逆にこれからだからこそ、面白いことができそうだと感じました。それから、就職活動しているときに、コンサルの方とお話しをしたら、コンサルでは業種を限らず幅広い範囲を担当できるけれど、本質の部分にはなかなか触れられないということに気づいて。自社の問題や課題と向き合って直接解決できるのは、ここだなと思いました。
久貝
あと、海外が好きなので、グローバル企業で、特に東南アジアに拠点がいっぱいあるというのも僕にとっては魅力でしたね。

写真:藤原

食品メーカーのデータサイエンティストにそういうイメージを持って入社したのですね。
最後に、これからどんなことをしていきたいかを教えてください。

久貝
入社したらすごいデータサイエンティストの先輩がいて、僕ももっとスキルを伸ばしてあんな風になりたいと思っています。まずはデータサイエンティストとして一人前になって、その後はビジネスの最前線に出て会社の事業を動かしていきたいですね。
藤原
僕は専門の機械学習・最適化をさらに磨いて、もっと多くの事業に反映させたいです。できることはたくさんあると思っているので、世の中の課題をもっと掘り下げて、新しい事業を作っていきたいです。

お二人の強い意志を感じました。
これからの活躍が楽しみです。ありがとうございました。