RECRUITING
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Interview

先輩社員

生産

製品の「元」となるアミノ酸の
安定生産と効率化を支える

アミノサイエンス事業本部
川崎事業所
製造部 アミノ酸1課

荒木 祥紀

Araki Hironori

2001年入社

環境の変化に敏感に反応する微生物を
最適にコントロールする醍醐味。

最初の配属先は研究所で、研究所の他のチームが探索・開発した菌株について、その力を検証したり、工業化の可能性を探る業務を担当していました。しかし、この仕事を続けるうちに「より良い開発を行うには、生産現場を知るべきではないか」という気持ちが膨らみ、何度も希望を出して入社7年目に九州事業所のアミノ酸製造ラインへの異動が叶いました。実は当初、一定の現場経験を積んだら研究所に戻ろうと考えていたんです。ところが製造の奥深さ・面白さに魅了され、以来ずっとアミノ酸の生産管理に携わっています。「味の素」の原料となるグルタミン酸をはじめ各種のアミノ酸を製造しているラインは24時間365日動き続け、多くの人の力が協力して品質や安定生産を支えていることに魅力を感じました。また微生物という生きものが相手なだけに、空気や水のわずかな変化も発酵に影響し、それをきめ細かくコントロールする難しさも魅力となっています。
生産管理の具体的な仕事内容の1つが、稼働中のラインのさらなる効率化を進めコストダウンにつなげること。大量につくるものが多いだけに、少しの工夫が大きな原価低減につながります。また、研究開発チームからの製造に関する相談への対応も担っています。さらに設備の故障などのトラブルに対して、技術的な解決策を迅速に見出すのも重要な役割の1つです。

原理原則を大切にしつつ
応用力も発揮して生産を進化させる。

生産管理に移ってからとくに、「原理原則」を身につけることが重要だと考え仕事に取り組んできました。工程ごとに決して崩してはいけない心臓部はどこかを理解していなければ改善もトラブル対応もできません。これを再認識したのが九州事業所から異動する少し前、トラブル対応のためフランスの工場へ派遣されたときでした。問題となっていたのは、発酵の不調により生産量が急減してしまったこと。すべての製品の元となる原料の製造工程だけに1日も早い解決が求められたのですが、日本の工場とは設計思想も設備も異なり、当初は戸惑うばかりでした。しかし原理原則に立ち返って細かく調べるうちに解決策が見え始め、期限とされた3週間で救急策を講じるとともに現地スタッフに対策の指導も終え無事帰国することができました。この経験は「応用力の発揮」という気づきにもなり、自分が担当する設備を見る際の視野も広がりました。
川崎事業所に移ってからは、生産の効率化や安定化のために設備の更なる自動化に力を注いできました。また、川崎事業所で製造しているパーキンソン病治療薬の原料となる「L-ドーパ」というアミノ酸のような医薬品原料の製造には、とくに厳しい規制があり、その中でいかに生産性の高いラインにするか、知恵比べのようなやり甲斐を感じています。

1Day Schedule

07:30

出社

仕事モードになるまでアイドリングの時間が必要なため、早めに出社しコーヒーを手にメールチェックなどをする

08:00

体操・朝礼

夜勤メンバーから稼働状況などの
報告を受け、日勤の皆で共有

08:30

資料作成

設備改造に伴う実機試験の計画
および申請書類の作成

10:00

製造ラインのパトロール

機器から出る音からも異常が察知できるので現場の巡回は欠かせません

11:30

昼食休憩

事業所内の食堂にて昼食。
その後、午後に向け仮眠

12:30

検証実験

実機試験で採取したサンプルを分析。
問題がないかを確認

16:00

夕礼

日中の工程の状況および
夜勤メンバーへの依頼事項の確認

16:30

退社

明日のスケジュールを確認して退社

製造ラインを支えるメンバーたちの
さらなる成長を促す。

近年、あらゆる製造業で自動化の流れが強まっており、味の素KKでも食品の製造ラインでは大幅な自動化が施されています。ただ、自動工程をつくるのもラインを管理するのも人であり、製造現場で人がまったく必要とされなくなる日が来るとは思っていません。課題は、限られた要員でいかに高品質と安定生産を支え続けるか。今、アミノ酸製造に携わっているメンバーのさらなる成長を促すとともに、味の素KKが長い歴史を通じて培ってきた特別な知見を、後輩たちにどう正しく伝えるかも意識し始めています。

Career

  • 2001年4月

    発酵技術研究所 プロセス技術開発部
    プロセス技術開発室
    (発酵技術に関わる研究・製品開発・試作)

  • 2007年7月

    バイオ工業化センター
    新製品・工業化技術グループ
    (生産技術開発・試作)

  • 2008年10月

    九州事業所 バイオ素材グループ 発酵係
    (生産運転)

  • 2016年10月

    川崎工場 アミノ酸1課 兼 技術グループ
    (生産管理・技術支援)

  • 2019年4月

    川崎事業所 製造部 アミノ酸1課
    (生産管理・技術支援)