新卒採用情報

研究開発

アミノサイエンス事業本部
バイオ・ファイン研究所
プロセス開発研究所
プロセス開発研究室育種グループ

2010年入社

森田 京

研究開発

アミノサイエンス事業本部
バイオ・ファイン研究所
プロセス開発研究所
プロセス開発研究室育種グループ

2010年入社

森田 京

味の素KKの
強みである発酵技術
より有効な「タネ」を探し、
製品の強化と進化に寄与する

Career

2010年5月
発酵技術研究所 育種グループ
(高機能酵母の育種開発)
2010年10月
バイオファイン研究所 育種グループ
(高機能酵母の育種開発)
2013年4月
同上(コク味ペプチドの製造開発)
2015年4月
同上(飼料用アミノ酸生産菌の育種開発)
2018年4月
同上(新製品のコンセプト立案・製法開発)

有用性の高い微生物を探索・開発し
能力を活かす発酵技術を見出す。

1909年に発売した「味の素®」を源流に、長年の研究・開発によって高めてきた味の素KKの発酵技術。私が所属するプロセス開発研究室では、サトウキビやキャッサバなどの農産物原料をアミノ酸などに変換する微生物の探索・開発および、その微生物の能力を最大限に発揮させる発酵技術の開発を担っていますが、私は入社以来、有用微生物の探索と開発に携わってきました。アミノ酸、核酸、タンパク質およびフレーバーをはじめとする有用な生理活性物質や機能性物質に対して、高効率で生産できる菌株を育種開発する仕事です。そうした中で大きな転機となったのが、入社4年目に任されたコク味ペプチドの製法開発。野生型に近い菌株からの育種で、最初はまったく先に進みませんでした。しかし上司にも相談しながら視点を変え、宿主を変更してみたところ、うまくいきそうな兆候が見えてきました。同時に、ある酵素の基質特異性に着目し、研究所内の分子構造解析グループに相談して酵素の改変を行うと、収率が大幅に向上した菌株を得ることができました。
この仕事は、私が一定の基礎を身につけたと判断した上司が、次のステップへ進むチャンスを与えてくれたのだと思います。そのおかげで、難しい課題や想定外の事態に際した時に視点を変えることの大切さや、周囲を巻き込みスピード感を持って計画を推進する重要性を知りました。

新製品の開発に
コンセプトの立案段階から参画。

これまで任されたテーマを完遂する度に成長を感じてきましたが、現在担当している仕事は、今まで以上に自分を成長させる機会になると思っています。
今回の仕事が今までと大きく違うのは、新製品のコンセプトの立案から参画していること。詳しくは話せないのですが、欧州や米国のセイボリー(うま味調味料や風味調味料)に対するニーズの変化を受け、味の素KKの強みである発酵技術を活かした新製品の開発を目指しています。これはまさに私がやりたかったことです。モノづくりの初期段階から関わることが、入社時からの希望でした。ところが、いざ希望が叶うと困難も多く、まず壁になったのは「不安」でした。事業部のマーケティング担当者なども加わるブレーンストーミングの場で、ビジネス面の知識不足が不安でなかなか意見が出せません。意見を言い、否定されるのが恐かったのです。しかし皆の活発な議論に刺激され、自分なりの意見をとにかくたくさん出そうと決めると大きな発見がありました。A案とB案を合わせれば良い方向に行くのではないかと議論が発展したのです。自分の中で熟考を続けるより、まずは意見をぶつけ全員で練り上げることが、スピード感のあるプロジェクトの推進につながることを学びました。スタートから半年経ちコンセプトは固まりました。今後は、それが技術的に可能かを評価し修正を加え、2〜3年後には上市する計画です。

わたしが拓く道

様々な経験を糧に成長を続け
新分野の事業や製品の
開発に携わりたい。

今後の目標としては、現在携わっている新製品の育種開発やプロセス開発を成功させ、工場生産も軌道に乗せて無事上市までにもっていくこと。おそらくこの先の過程でも新たな経験ができ、それを糧に成長を続け、いずれはより上流の新事業や新たな分野の製品の企画などにも挑戦したいと思っています。私は、あるドキュメンタリー番組の影響で、高校時代に日本のモノづくりに興味を持ちました。この時に芽生えた「モノづくりを通して社会や人々の暮らしに役立ちたい」という気持ちは、今も忘れていません。