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Career Model

キャリアモデル

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02

セールス&マーケティング

食品事業本部
ソリューション&
イングリディエンツ事業部
グローバルグループ長

大澤 理一郎

Osawa Riichiro

1995年入社

  • 東京支店営業6課
    (加工用調味料製品の営業)

  • 東京支店営業6課

    入社3年目で突然
    大手食品メーカーの担当に。

    入社から2年間、加工用調味料製品の営業として中小の食品メーカーを担当していた私が突然、大手食品メーカーを任されることに。それまでエース級の中堅社員が担当してきたお客さまで、次々に寄せられる要望に応じるだけで手一杯になり、最初の1年は今思い返しても自分がどのように動いていたのか記憶にないほど余裕がない生活をしていました。そんな中でも「受けるだけでなく攻めなければ」と、当時一緒に働いていた技術担当の方やその他先輩たちにサポート頂きながら提案活動に努めました。2年目に入ったある日、お客さまから「大澤さんがそう言うのなら試してみましょう」と言われ、改めて「自分はお客さまのために仕事をしている。お客さまの役に立ちたい」と強く思ったことを憶えています。仕事の確かな手応えを初めて得た瞬間でした。

  • 加工用調味料部 海外グループ
    (アジアにおける加工用調味料製品の販売マーケティング)

  • 加工用調味料部 営業グループ
    (加工用調味料製品の東アジア営業)

  • 加工用調味料部 海外グループ
    (食品用酵素製剤の販売・開発マーケティング)

  • 欧州味の素食品出向

    多様な価値観に触れ
    刺激を受けたパリの生活。

    国内の大手食品メーカーを担当した後、いわゆる事業部門に異動になり海外で展開するB to Bビジネスにしばらく携わり、その延長で欧州味の素食品に出向。6年間フランスで暮らしました。妻と当時4歳の娘と共にパリでの新生活がスタート。欧州各地や北アフリカ、アジアからも人が集まるパリは、まさに「人種のるつぼ」で、特有の「個人主義」も相まって、当初は多様な価値観に戸惑うばかりでした。しかしこの経験が、相手を理解し受け入れて初めて自分が認めてもらえるという、コミュニケーションの基本的な力を磨いてくれることになりました。

  • フランスのハム業界に
    革新をもたらした食品酵素製剤。

    欧州味の素食品での私の役割は、欧州全域、ロシア、中東北アフリカ市場における加工用調味料事業の基盤作りと拡大でした。赴任早々から工場立ち上げ、販売管理、新たなる市場開拓に向けた市場調査など多忙を極めました。そんな中、市場調査を通して見えてきたのはフランスのハム業界における長年の課題。
    フランスで流通している多くのハムは添加物等があまり使われておらず日本なら贈答品として頂くようないわゆる特級品にあたる品質ばかり。だからこそ製品化する際の最後のスライス工程で多くの端切れが出る、という問題がありました。
    これに味の素社が持つ食品酵素の技術で解決出来るのではないかと考え、フランスのある中堅ハムメーカーと一緒に課題を解決すべく取組みを始めました。ところがテストは思うように進まず、お客さまからの申し出によりわずか半年で中止することに。上手く進まないもどかしさに、最後は先方の担当者と喧嘩寸前にまでなりました。
    その後、冷静になって湧いてきたのが、期待に応えられなかった自身の無力さ。マーケティングは課題を見つけるまでが大変な仕事です。今回は、課題は見えているのに解決できない。その悔しさをバネに日本の技術陣も巻き込んで開発を再開し、2年後に新技術を生み出すことに成功しました。今ではフランスのハムの大半に採用される、大きな成果となっています。

  • 地方都市での生活が
    “家族のあり方”を
    考えるきっかけに。

    出向2年目にフランスの典型的な地方都市であるコンピエーニュ市に居を移し、古き良きフランスの伝統を学ぶとともに、プライベートでのご近所付き合いも広がりました。今も記憶に残るのは、娘の友達のお父さんから聞いた「バカンスなどで家族と長い時間を過ごしてこそ、妻や子供たちが日々どんなことで悩んでいるのか、どんなことを考えているのかがわかるのではないか」という言葉。単にフランス人って休みが長くていいななどと考えていた自分が愚かだなと。フランス人の仕事と家族のバランスを考える生活スタイルを知るとともに、自分のワークライフバランスを考えるきっかけになりました。今では娘も高校2年生になりましたが、旅行や大切な行事は家族一緒が、我が家の基本ルールになっています。

  • 風評被害の広がりを防ぐため
    EUの行政機関とも折衝。

    ハム用の新技術に目途がついて間もなく、今度はドイツで問題が発生しました。あるメーカーが一枚肉と謳っていた生ハムが実は成型肉だったと公共放送でスクープされ、その原材料に使われていた味の素社の製品までスキャンダルに巻き込まれてしまったのです。
    私たちには何の瑕疵もないですが、風評被害は防がなければなりません。対応すべき範囲はメディアや流通、業界団体、消費者団体からEUの行政機関にまで及びました。正確な情報を根気強く発信し続けた結果、無事にEU諸国への波及を抑止、ドイツ国内でも鎮静化させることができました。
    当社技術や製品の価値を食品業界外の方含めて説明したこの経験は、自分の仕事が社会に対してどのような価値を提供出来ているのかということを深く考えるきっかけとなりました。色々な立場の人々、多様な価値観を持つ人々と向き合い認めてもらえる、少し言い過ぎかもしれませんが、普遍的な価値を提供していけるような仕事をしていこうと強く思いました。

  • 加工用調味料部 天調・酵素製剤グループ
    (海外市場向け酵素製剤の販売・開発マーケティング)

  • 加工用調味料部 天調・酵素製剤グループ
    海外チーム長
    (海外における加工用調味料製品全般の販売・開発マーケティング)

  • 加工用調味料部 天調・酵素製剤グループ
    開発営業グループ長
    (海外における新規事業開発)

  • 加工用調味料部 天調・酵素製剤グループ長
    (国内外の加工用調味料製品の販売・開発マーケティング、事業管理)

  • ソリューション&イングリディエンツ事業部
    グローバルグループ長
    (海外の加工用調味料・業務用製品全般の販売・開発マーケティング、事業管理)

道を振り返って...

常に主体者であれ!

自分のキャリアを振り返って成長を感じるのは、世界や社会、業界を構造的に見て考えるようになったことでしょうか。点で見ずに、色々な点をつなげて線にしたり、面にして見る習慣がついたと思います。課題を見つけたら、俯瞰して必要な場所に必要な手を打つことができるようになったのは、若い頃とは大きな違いだと思っています。そして、どんな時もお客さま視点で物事を捉え、課題解決に向けて「新しい価値を生む」ことが自分たちの使命であり存在意義である、と考えるようになりました。今後の目標であり難しさを感じているのは、人を育てることです。私がこれまでの経験で身につけたことに「常に主体者であり、当事者である」という姿勢があります。これを部下や後輩にも身につけてもらおうと思っても意外に難しい。自分の経験から、色々な厳しい状況に直面し、それを楽しみながら乗り越えることで得られるのではないかと考えています。