鍋料理25種類のレシピ!定番から変わり種やご当地まで多彩な鍋を紹介

寒い季節に食べたくなる鍋料理は、具材や味付けを少し変えるだけで、定番から個性的なアレンジまでバリエーション豊富で、毎日違う楽しみ方ができます。

鍋料理は栄養バランスが整いやすいという特徴があり、健康的な食事として注目されています。ひとつの鍋で様々な食材を摂取できるため、バランスの取れた食事を手軽につくることが可能です。

この記事では、定番の人気鍋、アレンジ鍋、辛党向けの鍋、そしてご当地鍋と、鍋料理を4つのカテゴリーに分けてたっぷり紹介しするため、ぜひ参考にしてください。

なお、栄養バランスを意識した献立づくりに苦手意識がある方には、「未来献立®」がおすすめです。鍋以外にも豊富な料理を楽しみながら、健康的な食生活を実現できます。

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鍋の種類はバリエーション豊富

鍋料理の魅力は、多彩なバリエーションにあります。味付けや具材を変えるだけで、以下のように全く異なる味わいを楽しめます。

【定番の鍋料理例】

  • 寄せ鍋
  • すき焼き
  • おでん
  • しゃぶしゃぶ
  • ちゃんこ鍋
  • モツ鍋

【アレンジ(味変・変わり種)鍋例】

  • キムチ鍋
  • 担々鍋
  • 豆乳鍋
  • トマト鍋
  • カレー鍋
  • ミルフィーユ鍋
  • 海鮮鍋
  • 塩鍋
  • みそ鍋

鍋料理のもうひとつの魅力は、栄養バランスを整えやすいことです。野菜、肉、魚など、様々な食材を一度に摂取できるため、バランスの取れた食事を手軽に実現できます。朝昼に不足しがちな栄養素を、夜の鍋で補うことも可能です。

定番の人気鍋レシピ

以下では、「AJINOMOTO PARK」で紹介するレシピのなかから、日本人に愛され続ける定番の鍋料理を紹介します。それぞれの鍋の特徴やおすすめのシメ、栄養面もあわせてチェックしてみましょう。

寄せ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

気分によって入れる具材を変えて楽しみやすい、だしの効いたしょうゆ味の定番鍋です。お好みで七味唐辛子やゆずこしょうなどの薬味で味わいを変えられます。

家にある調味料を使って20分ほどでサッと準備しやすいのも魅力で、シメにはうどんや雑炊がおすすめです。

β-カロテンやビタミン、カルシウムなどが豊富の様々な野菜や、たんぱく質をしっかり摂取できる肉類や魚介類など、栄養もまんべんなく含まれた一品です。

材料<4人分>

  • たら・その他白身魚でも可:3切れ
  • 鶏もも肉:240g
  • えび:4尾
  • 焼き豆腐・または木綿豆腐:1丁
  • 白菜:1/4株
  • 春菊:1/2束
  • にんじん:1/2本
  • ねぎ:1本
  • えのきだけ:1袋
  • しいたけ:4枚
  • 【A】水:4カップ
  • 【A】みりん:大さじ4
  • 【A】酒:大さじ4
  • 【A】しょうゆ:大さじ3
  • 【A】顆粒だし:小さじ山盛り1

つくり方

  1. たら、鶏肉はひと口大に切る。えびは尾のひと節を残して殻をむく。豆腐はひと口大に切る。
  2. 白菜は葉と芯に分け、葉は4cm幅に切り、芯は4cm幅のそぎ切りにする。春菊は長さを半分に切る。にんじんは薄い輪切りにし、ねぎは1cm幅の斜め切りにし、えのきだけは根元を切る。しいたけは石づきを取って飾り包丁を入れる。
  3. 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら1.の鶏肉・たら・えび、2.の白菜の芯・にんじん・しいたけ・えのきだけ・ねぎ・春菊・豆腐・白菜の葉の順に加えて全体に火が通るまで煮る。

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みそちゃんこ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

コクのあるみその風味で深い味わいを楽しめるちゃんこ鍋は、豚バラ薄切り肉や野菜にしっかり味が染み込み、ごはんも進みます。

ちゃんこ鍋の定番のシメは雑炊ですが、鍋と一緒にご飯を食べた場合にはラーメンやうどんもおすすめです。シメのタイミングでスープの味が薄くなっている場合は、お好みで味噌やしょうゆを足してみましょう。

味噌は、発酵の過程で大豆のたんぱく質を分解し、吸アミノ酸やビタミン類が生成されます。他にも炭水化物や脂質、カリウム、カルシウムといったミネラル類など、豊富な栄養素が含まれています。野菜や肉との組み合わせで、たっぷりと栄養を摂取できるでしょう。

材料<4人分>

  • 豚バラ薄切り肉:400g
  • 木綿豆腐:1丁
  • にら:1束
  • 白菜:300g
  • しめじ:1パック
  • えのきだけ:1袋
  • 長ねぎ:1本
  • にんにく:2かけ
  • 【A】水:4カップ
  • 【A】酒:50ml
  • 【A】顆粒だし:大さじ1
  • みそ:大さじ4
  • しょうゆ:小さじ2

つくり方

  1. 豚肉、豆腐、にらは食べやすい大きさに切る。白菜は芯と葉に分けて食べやすい大きさに切り、しめじ、えのきだけは根元を切ってほぐす。ねぎは斜め切りにし、にんにくは半分に切り、包丁でたたく。
  2. 鍋に【A】、1.のにんにくを入れて火にかけ、沸騰したら1.の豚肉をほぐし入れ、1.の豆腐・白菜の芯・しめじ・えのきだけ・ねぎを加える。
  3. 全体に火が通ったら、1.のにら・白菜の葉を加え、みそを溶き入れ、しょうゆで味を調える。

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すき焼き鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

冬の食卓の定番、すきやき鍋は、野菜や肉を生卵に絡めて食べるのがおすすめです。

すきやき鍋の定番の具材であるしらたきは、食物繊維が豊富です。食物繊維には、便秘や生活習慣病を防ぐ役割があります。

牛肉はサッと煮ると柔らかくおいしくいただけます。野菜やその他の具材に味を染み込ませたい場合は、牛肉を煮た割り下でしばらく煮ると良いでしょう。すきやき鍋のシメには雑炊やうどんを楽しみましょう。

材料<4人分>

  • 牛肉(すき焼き用):300g
  • しいたけ:4枚
  • 春菊:1/2束(100g)
  • 長ねぎ:1本(100g)
  • 焼き豆腐:1/2丁(150g)
  • 白菜:1/8株(250g)
  • しらたき:1/2袋(100g)
  • 【A】水:4カップ
  • 【A】砂糖:大さじ3
  • 【A】「Cook Do 香味ペースト」<オイスター醤油味>:26g

つくり方

  1. しいたけは軸を切り、春菊は5cm長さに切る。ねぎは斜め切りにし、焼き豆腐は食べやすい大きさに切る。白菜はひと口大に切る。しらたきは流水で洗い、10cm長さに切る。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら、牛肉、1.のしいたけ・春菊・ねぎ・焼き豆腐・白菜・しらたきを加え、フタをして火が通るまで10~15分ほど煮る。

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「ほんだし」流!おでん

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

他の鍋では入れることの少ない具材がたっぷり楽しめるおでんは、具材から塩味や甘みが染み出すため、好みによっては調味料が少なく済むでしょう。

肉や魚などのメインとなるものがなくても、卵やちくわ、昆布などの豊富な食材でしっかりお腹が膨れます。

なかでも昆布には、豊富な水溶性食物繊維や、カルシウム、鉄などのミネラルが含まれます。体の組織をつくったり、調子を良くしたりするための大切な栄養素です。昆布を普段摂取する機会がない方は、おでんに入れて楽しんではいかがでしょうか。

材料<4人分>

  • 大根:400g
  • こんにゃく:1枚(250g)
  • 結び昆布:4本
  • 焼きちくわ:1本
  • 揚げボール:8個
  • いか巻き:4本
  • 卵:4個
  • 油揚げ:2枚
  • 餅:2切れ
  • 【A】水:10カップ
  • 【A】うす口しょうゆ:大さじ3
  • 【A】みりん:大さじ2
  • 【A】しょうゆ:大さじ1・1/3
  • 【A】顆粒だし:小さじ2
  • 【A】塩:小さじ1/2

つくり方

  1. 大根は2cm厚さの輪切りにし、片面に十字に切り込みを入れる。やわらかくなるまで30分ほどゆでる。
  2. こんにゃくは三角に切り、厚みを半分に切り、下ゆでする。ちくわは2等分し、斜め半分に切る。
  3. 卵は水からゆでて沸騰したら火を弱めて8分ゆで、水にとり、殻をむく。油揚げは半分に切り、油抜きをする。半分に切った餅を入れ、楊枝で留め、餅巾着をつくる。
  4. 鍋に【A】、1.の大根、2.のこんにゃく、結び昆布を入れ火にかけ、沸騰したら15分煮る。2.のちくわ、揚げボール、いか巻きを加え、弱火で10分煮る。
  5. 3.のゆで卵を加え、味をみて味を調え、火を止めて味を含ませる(約3~4時間置くとおいしくなる・時間外)、食べる前に3.の餅巾着を加えて温める。

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白菜と豚のおろししゃぶしゃぶ

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

大根おろしとポン酢でさっぱりした味わいを楽しめるしゃぶしゃぶは、他の鍋で余った白菜の葉をふんだんに使えば無駄がありません。

白菜のカットと大根おろしを用意すれば、後は鍋を火にかけて沸騰するのを待つだけで、豚肉と白菜をサッとくぐらせて食べられます。

材料<2人分>

  • 白菜の葉:250g
  • 豚しゃぶしゃぶ用肉:200g
  • 大根:50g
  • 【A】しょうがのすりおろし:1かけ分(5g)
  • 【A】ポン酢しょうゆ:大さじ4
  • 【B】水:4カップ
  • 【B】顆粒だし:小さじ2

つくり方

  1. 白菜は大きめのザク切りにする。大根はすりおろす。
  2. ボウルに1.の大根おろし、【A】を入れて混ぜ、つけだれをつくる。
  3. 鍋に【B】を入れて火にかけ、沸騰したら、1.の白菜、豚肉をサッとくぐらせて火を通し、2.のたれにつけて食べる。

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幅広く楽しめるアレンジ鍋レシピ

定番の鍋料理を楽しんだ後は、アレンジ鍋に挑戦してみましょう。意外な組み合わせや斬新な味付けで、食卓に新鮮さをもたらします。

以下では、「AJINOMOTO PARK」で紹介するレシピのなかから、栄養面も優れたおすすめのアレンジ鍋を紹介します。

だし香る 豚バラと白菜の重ね鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

豚肉と白菜を重ねてつくるミルフィーユ鍋は、シンプルな具材ながら豪華な見た目が魅力です。カリウム・カルシウムなどのミネラルやビタミンを豊富に含んだ白菜をたっぷり使います。

白菜からも水分が染み出すため、鍋の大きさにあわせてだし汁の量を加減し、鍋が小さい場合は吹きこぼれに注意しましょう。

さっぱりした味わいの鍋のシメには、お餅やうどんがおすすめです。

材料<4人分>

  • 豚バラ薄切り肉:300g
  • 白菜:1/2株(1000g)
  • 顆粒だし:大さじ2
  • 【A】水:6カップ
  • 【A】しょうゆ:大さじ2
  • 【A】塩:小さじ1/2
  • 白髪ねぎ:1本分
  • 小ねぎの小口切り:3本分
  • しょうがのせん切り:1/4かけ分

つくり方

  1. 白菜は1枚ずつはがし、白菜と豚肉を交互に4回重ねる。5cm幅に切り、鍋のフチに沿って敷き詰める。これを3~4回繰り返す。
  2. 顆粒だしをまんべんなくふり入れ、【A】を加えて火にかける。沸騰したらフタをして煮る。
  3. 火が通ったら白髪ねぎ、小ねぎ、しょうがを混ぜ合わせたものを上に盛る。

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トマト鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

トマト2個とカットトマト缶1缶を使った、豪華なトマト鍋です。トマトには、抗酸化作用があるビタミンCやリコピンが多く含まれており、免疫力の向上や体の機能調整に欠かせない食材のひとつといえるでしょう。

シメにはトマト鍋のスープを煮立てて、コンソメや溶き卵を加えた雑炊がおすすめです。

材料<4人分>

  • 鶏もも肉:2枚(600g)
  • 【A】塩:少々
  • 【A】こしょう:少々
  • トマト:2個
  • 玉ねぎ:1個
  • じゃがいも:2個
  • しめじ:1パック
  • 水菜:1/2束(100g)
  • にんにくのみじん切り:2かけ分
  • 【B】カットトマト缶:1缶
  • 【B】酒:大さじ2
  • 【C】水:3カップ
  • 【C】コンソメ固形タイプ:3個
  • 塩:小さじ1/2
  • 黒こしょう:少々
  • 粉チーズ・好みで:適量
  • オリーブオイル:大さじ2

つくり方

  1. 鶏肉はひと口大に切り、【A】で下味をつける。トマト、玉ねぎはくし形に切り、じゃがいもは大きめに切る。しめじは根元を切ってほぐしておく。水菜は5cm長さに切る。
  2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。香りがたったら、1.の鶏肉を入れて中火にし、両面に焼き目がつくまで炒める。1.の玉ねぎ・じゃがいもを加えてさらに炒める。
  3. 玉ねぎがしんなりしてきたら、【B】を加え、ひと煮立ちさせる。【C】を加え、煮立ったら1.のしめじを加える。
  4. じゃがいもに火が通ったら1.のトマト・水菜を加え、塩・黒こしょうで味を調え、好みで粉チーズをかける。

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5種のたっぷりきのこ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

5種のきのこをふんだんに使った変わり種です。きのこによって栄養素は異なりますが、多くの場合、代謝の補酵素となるビタミンB群、骨や免疫にかかわるビタミンD、食物繊維のなかでも免疫を活性化するβグルカンなどが含まれます。

複数のきのこを組み合せると、それぞれの栄養素を摂取でき、体の機能調整や免疫機能向上などの効果が期待できるでしょう。

きのこのうま味成分がだしに染み出すことでよりコクのあるスープに仕上がるため、シメはラーメンがおすすめです。

材料<4人分>

  • しいたけ:1パック
  • えのきだけ:1袋
  • しめじ:1パック
  • まいたけ:1パック
  • エリンギ:1パック
  • 豚バラ薄切り肉:400g
  • 絹ごし豆腐:1/2丁
  • もやし:1袋
  • 【A】水:720ml
  • 【A】「鍋キューブ」鶏だしコク醤油:4個

つくり方

  1. しいたけは4等分のそぎ切りにし、えのきだけは根元を切ってほぐす。しめじ、まいたけは小房に分ける。エリンギは長さを半分に切って、さらにタテ4等分に切る。豚肉は食べやすい大きさに切り、豆腐はひと口大に切る。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら、1.の豚肉・豆腐・きのこ類、もやしを加えて火が通るまで煮る。

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塩鮭とキャベツの蒸し鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

甘塩鮭とキャベツがメインのお鍋は、鮭の塩味がスープに混ざり、ほどよく優しい味になるでしょう。

鮭には、体内でつくることができない不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが含まれており、脳や神経、血液の健康維持に効果が期待できるとされています。

シメには鍋の残った具材少々とご飯を茶碗によそって熱湯をかけるだけで、お茶漬けとしても楽しめます。

材料<2人分>

  • 甘塩ざけ:2切れ(180g)
  • 酒:小さじ1
  • キャベツ:200g
  • もやし:100g
  • しょうがのせん切り:1かけ分(10g)
  • 小ねぎの小口切り:適量
  • うま味調味料:少々
  • 【A】水:50ml
  • 【A】酒:大さじ2
  • ポン酢しょうゆ:適量
  • 七味唐がらし:適量

つくり方

  1. さけはひと口大のそぎ切りにし、酒をまぶす。キャベツはザク切りにする。
  2. 鍋に1.のキャベツを入れ、うま味調味料をかける(6ふりほど)。もやしをのせ、さらにうま味調味料をかける(6ふりほど)。さけをのせ、しょうがを散らす。
  3. 【A】をかけてフタをし、火にかける。湯気が出たら弱火にし、10分ほど蒸し、火からおろして小ねぎを散らす。取り分けたところに、ポン酢しょうゆ、七味唐がらしをかける。

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餃子鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

冷凍餃子を使って、15分程度で手軽につくれる餃子鍋は、ポン酢やレモン汁をお好みでかけて味の調整もしやすい一品です。

小麦粉が使われた餃子の皮には炭水化物、メインの具である豚肉にはたんぱく質や脂肪が含まれ、三大栄養素の摂取が可能です。ねぎやニラなど、野菜にはビタミンやミネラルが含まれているため、餃子鍋ひとつで幅広く栄養を摂取できます。

鶏がらスープを使ったこの鍋のシメにはラーメンがおすすめです。お好みでこしょうや他の薬味を加えて、味の変化も楽しみましょう。

材料<4人分>

  • 冷凍水餃子:1袋
  • 白菜:1/4株(400g)
  • ねぎ:1本(100g)
  • にら:1束(100g)
  • にんじん:1/3本(50g)
  • えのきだけ:1袋(100g)
  • 【A】水:4カップ
  • 【A】酒:大さじ1・1/3
  • 【A】「丸鶏がらスープ」:大さじ1・1/3
  • 【A】塩:小さじ1/3

つくり方

  1. 白菜は3cm幅のそぎ切りにし、ねぎは1cm幅の斜め切りにする。にらは5cm長さに切り、にんじんは短冊切りにする。えのきだけは根元を切って、長さを半分に切る。
  2. 鍋に【A】を入れて煮立て、1.の白菜・ねぎ・にんじん・えのきだけを加えてひと煮し、冷凍水餃子を加えて煮る。火が通ったら、1.のにらを加える。

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カレー鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

カレーなら子どもも野菜をたっぷり食べられるのではないでしょうか。えびを使って魚介のだしが染み出すため、普段のカレーとも違う味わいが魅力です。

なお、えびは低脂質でありながら高たんぱく質で、消化力の弱いお子さまや高齢者におすすめの食材です。カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルや、ビタミンE、タウリンなどの栄養素を多く含み、免疫力の向上など、様々な役割が期待できるでしょう。

シメには、残ったスープにご飯と溶き卵を加えて雑炊にするのがおすすめです。カレーうどんにしても楽しめるでしょう。

材料<4人分>

  • 豚ロースしゃぶしゃぶ肉:250g
  • えび:4尾
  • 木綿豆腐:1/2丁(150g)
  • 白菜:1/4株(400g)
  • しめじ:1パック(100g)
  • 水菜:1/2束(100g)
  • 水:5カップ
  • 顆粒だし:小さじ山盛り2
  • 【A】カレールウ・市販品:60g
  • 【A】みりん:大さじ1
  • 【A】しょうゆ:大さじ1/2

つくり方

  1. 豚肉は半分に切る。えびは尾からひと節を残して殻をむき、背ワタを取る。豆腐は8等分に切り、白菜は3cm幅のそぎ切りにする。しめじは根元を切り、小房に分け、水菜は5cm長さに切る。
  2. 鍋に水、顆粒だし、【A】を入れて煮立て、カレールウが溶けたら、1.の豚肉・えび・豆腐・白菜・しめじを加えて煮る。
  3. 食べる直前に1.の水菜を加え、火が通ったものからいただく。

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海鮮鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

えび、白身魚、帆立を使った海鮮鍋は、魚介のだしがスープに染み出し、コクのある味わいを楽しめるでしょう。

魚介類はビタミンや必須ミネラル、DHA・EPAなどの栄養素や機能性成分を含みます。食品でしか摂れない成分も含まれているため、鍋でたっぷり摂取しておきましょう。

シメにはご飯と溶き卵を使った雑炊がおすすめです。

材料<4人分>

  • えび:8尾
  • 白身魚:8切れ(200g)
  • 鶏もも肉:1/2枚(150g)
  • ボイル帆立貝柱:8個(240g)
  • 白菜:4枚
  • 春菊:1/2束(60g)
  • 木綿豆腐:1/2丁
  • 水:5カップ
  • 「丸鶏がらスープ」:大さじ2
  • 【A】みりん:大さじ4・1/2
  • 【A】うす口しょうゆ:大さじ2・1/3
  • 【A】酒:大さじ2

つくり方

  1. えびは背ワタを取り、尾を残して殻をむく。白身魚はそぎ切りにして熱湯にサッと通す。
  2. 鶏肉はひと口大に切り、熱湯にサッと通して冷水にとり、余分な脂を取って水気を拭き取る。
  3. 白菜はザク切りにする。春菊は茎を取ってザク切りにする。木綿豆腐はひと口大に切る。
  4. 器に1.のえび・白身魚、2.の鶏肉、3.の白菜・春菊・豆腐、帆立貝柱を盛り合わせる。
  5. 鍋に分量の水を入れて沸かし、「丸鶏がらスープ」、【A】を加えて煮立て、4.のえび・白身魚・鶏肉・白菜・春菊・豆腐、帆立貝柱を加えて煮る。

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魚介だしのレモン鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

たっぷりレモンでさっぱりした味わいを楽しめる変わり種の鍋は、レモンの輪切りを具材の上に乗せれば、見た目もさわやかです。

レモンに含まれるビタミンCやポリフェノールには、免疫機能の向上や美容効果が期待されます。リモネンには気分をリラックスさせる効果もあるため、1日の終わりに適したレシピといえるでしょう。

レモン鍋のシメには、ご飯とチーズを入れたチーズリゾットがおすすめです。

材料<4人分>

  • 豚バラ薄切り肉:300g
  • 白菜:1/4株(500g)
  • にんじん:1/3本
  • エリンギ:1パック
  • 絹ごし豆腐:1/2丁(200g)
  • 長ねぎ:1本
  • レモン:1個
  • 【A】水:720ml
  • 【A】「鍋キューブ」鯛と帆立の極みだし鍋:4個

つくり方

  1. 豚肉は5cm長さに切る。白菜は葉と芯に分け、葉は4cm幅に切り、芯は4cm幅のそぎ切りにする。にんじん、レモンは薄い輪切りにし、エリンギ、豆腐はひと口大に切る。ねぎは斜め薄切りにする。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら、1.の豚肉・白菜の芯・にんじん・エリンギ・ねぎ・豆腐・白菜の葉の順に加えて煮る。
  3. 食べる直前に1.のレモンを加えてひと煮立ちさせる。

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豆乳鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

豆乳のやさしいクリーミーな甘さが魅力の豆乳鍋です。豆乳には貧血を防ぐ鉄や銅が含まれており、同時にビタミンCを含む野菜の摂取で吸収を良くします。水菜はビタミンCを多く含むため、豆乳鍋との相性は抜群です。

シメにはシンプルにラーメンを加えるのがおすすめです。もしくはベーコンやソーセージ、とろけるチーズを入れてうどんでシメると、カルボナーラ風の麺を楽しめます。

材料<2人分>

  • 絹ごし豆腐:1/2丁
  • さけ:1切れ
  • 白菜:1/8株
  • 水菜:1/2束
  • にんじん:1/3本
  • しめじ:1パック
  • しいたけ:2枚
  • 【A】水:2カップ
  • 【A】調整豆乳:1カップ
  • 【A】めんつゆ(3倍濃縮タイプ):1/4カップ(50g)
  • 【A】顆粒だし:小さじ1/4

つくり方

  1. 豆腐は食べやすい大きさに切る。さけは4等分し、熱湯をかける。白菜はザク切りにし、水菜は4~5cm長さに切る。にんじんはピーラーで帯状に切る。
  2. しめじは根元を切ってほぐし、しいたけは石づきを取り、半分のそぎ切りにする。
  3. 鍋に【A】の煮汁を入れて火にかけ、1.の豆腐・さけ・白菜・水菜・にんじん、2.のしめじ・しいたけを加えて、火が通るまで煮る。

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辛党向けの鍋料理レシピ

以下では、「AJINOMOTO PARK」で紹介するレシピのなかから、辛いもの好きの方におすすめの鍋料理を紹介します。食欲を刺激し、体も心も温まるでしょう。

辛さのなかにも深い味わいがあり、栄養バランスも考慮されたおいしい鍋料理をお楽しみください。

簡単豆腐チゲ

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

シンプルな具材でつくる韓国風の簡単豆腐チゲは、20分程度で完成する時短レシピのひとつです。

キムチには免疫力を高める乳酸菌や、便秘を予防する食物繊維、脂肪燃焼を助けるカプサイシンなど、健康維持に必要な多くの栄養素を含みます。豆腐や豚肉でたんぱく質もたっぷり摂取し、栄養バランスを整えましょう。

シメにはチーズを入れて卵でとじたリゾット雑炊がおすすめです。

材料<2人分>

  • 木綿豆腐:1/2丁
  • 豚薄切り肉:60g
  • キムチ:30g
  • 顆粒だし:小さじ2
  • にら:1/2束(50g)
  • しめじ:100g
  • しょうゆ:小さじ1
  • 水:3カップ
  • コチュジャン:小さじ1(5g)
  • ごま油:大さじ1

つくり方

  1. 豚肉、キムチは3cm幅に切り、顆粒だし小さじ1と混ぜ合わせる。
  2. にらは4cm長さに切り、しめじは根元を切って小房に分ける。
  3. 鍋にごま油を熱し、1.の豚肉・キムチを入れてサッと炒め、しょうゆを加えてひと炒めする。分量の水、2.のしめじを加えて5分煮る。
  4. みそ、コチュジャンを溶き入れ、顆粒だし小さじ1を加え、豆腐を2cm角ぐらいにちぎり入れ、2.のにらを加えて3分煮る。

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激うま!担々鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

豆板醤とコチュジャンで炒めた豚ひき肉とみその組み合わせが本格的な担々鍋は、20分程度で手軽につくれる、辛党にはたまらない鍋レシピです。

大豆を発酵させたみそにはアミノ酸やビタミンが多量に含まれており、体をつくったり免疫力を高めたりする効果が期待できます。

担々鍋のシメは、ラーメンがおすすめです。お好みでラー油や唐辛子を足してさらに辛味を楽しむのも良いでしょう。

材料<4人分>

  • 豚ひき肉:200g
  • キャベツ:1/4個
  • もやし:1袋
  • 【A】コチュジャン:小さじ6(30g)
  • 【A】豆板醤:小さじ1(5g)
  • 【B】水:5カップ
  • 【B】顆粒だし:大さじ1
  • 【C】みそ:大さじ2
  • 【C】練り白ごま:大さじ2
  • 【C】砂糖:大さじ2
  • サラダ油:大さじ2

つくり方

  1. キャベツはひと口大に切る。
  2. フライパンに油を熱し、ひき肉を炒め、パラパラになったら【A】を加えて炒める。
  3. 鍋に【B】を入れて煮立て、2.のひき肉、【C】を入れ、1.のキャベツ、もやしを加えてサッと煮る。

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重ねキムチ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

豚肉と白菜を重ねてつくる、ミルフィーユ鍋のキムチバージョンです。カリウムやカルシウムなどのミネラルやビタミンを豊富に含む白菜をたっぷり使います。

白菜からも水分が染み出すため、鍋が小さい場合はだしの量を調整して吹きこぼれに注意しましょう。

シメは、スープを煮立ててご飯と溶き卵でつくる雑炊がおすすめです。

材料<4人分>

  • 豚バラ薄切り肉:300g
  • 白菜:1/4株(500g)
  • キムチ:120g
  • まいたけ:1パック(100g)
  • にら:1/2束(50g)
  • もやし:1袋(250g)
  • 顆粒だし:大さじ2
  • 【A】水:5カップ
  • 【A】しょうゆ:大さじ2
  • 【A】塩:小さじ1/2
  • ごま油:大さじ2

つくり方

  1. まいたけは小房に分け、にらは4cm長さに切る。
  2. 白菜は1枚ずつはがし、白菜、豚肉、キムチを交互に4回重ね、5cm幅に切る。これを2回繰り返す。
  3. 鍋に2.を鍋のフチに沿って敷き詰め、真ん中に1.のまいたけ・にら、もやしを加える。
  4. 顆粒だしをまんべんなくふり入れ、【A】を加えて火にかける。沸騰したらフタをして煮る。
  5. 火が通ったらごま油を回しかける。

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ご当地鍋レシピ

最後に、以下では、「AJINOMOTO PARK」で紹介するレシピのなかから、日本各地の特色ある食材や調理法を活かしたご当地鍋を紹介します。地域の食文化を反映した鍋料理で、その土地ならではの味わいを楽しめるでしょう。

ふるさとの味や新しい発見を求める方は、以下のレシピを参考にしてください。

石狩鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

石狩鍋は、北海道を代表する郷土料理のひとつです。鮭を主役に、野菜と味噌で仕立てた濃厚なスープが特徴的で、寒い北海道の冬に体を温める理想的な一品です。

生鮭や塩鮭を使用し、バターを加えることで、より深みのある味わいを楽しめます。

鮭は主菜の食材としては優秀で、100g中に20g以上のたんぱく質を含みます。さらに、女性ホルモンの代謝を助けるビタミンB6や、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、そして脂身に含まれるDHAやEPAなど、健康にうれしい栄養素が豊富です。

材料<4人分>

  • さけ:2切れ(200g)
  • さけのアラ・頭:200g
  • 昆布:10cm
  • 【A】水:8カップ
  • 【A】酒:大さじ2
  • 木綿豆腐:1丁(300g)
  • しらたき:1袋(230g)
  • しいたけ:4枚
  • 春菊:80g
  • 長ねぎ:1本
  • キャベツ:4枚(200g)
  • 玉ねぎ:1/2個
  • 【B】顆粒だし:大さじ1・1/2
  • 【B】みそ:80g
  • 【B】みりん:大さじ2
  • 【B】酒:大さじ2
  • バター:適量
  • いくら:大さじ4

つくり方

  1. さけは切り身、アラ、頭をぶつ切りにする。アラは塩少々(分量外)ふっておく。
  2. 鍋に昆布を敷き、1.のアラ・頭、【A】を加えて火にかけ、アクを取りながら炊く。
  3. しいたけは2等分に切り、長ねぎは1cm幅の小口切りにし、キャベツはザク切りにする。玉ねぎは1.5cm幅の半月切りにする。
  4. 豆腐は12等分に切る。しらたきは熱湯で洗い、食べやすい長さに切る。春菊は長さを半分に切る。
  5. ボウルに【B】をあわせておく。
  6. 2.の鍋に5.の2/3量を入れ、1.のさけの身、3.の野菜、4.の豆腐・しらたきを加える。
  7. 煮立ったら弱火にし、4.の春菊、残りの5.を加えて味を調え、仕上げにバターを加える。
  8. 各自お皿に取っていくらをのせる。

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きりたんぽ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

きりたんぽ鍋は、秋田県のご当地鍋で、地元の比内地鶏と手づくりのきりたんぽを使用し、野菜や糸こんにゃくと一緒に煮込む、栄養豊富な鍋料理です。

きりたんぽの主原料である米は、優れたエネルギー源として知られています。炭水化物が豊富で、体を動かすためのガソリンといえるでしょう。

比内地鶏は良質なたんぱく質、野菜類はビタミンやミネラルを補給します。

材料<4人分>

  • 米・新米:3合
  • 水:3・2/3カップ
  • 鶏もも肉・比内地鶏:200g
  • 鶏砂肝:100g
  • 鶏レバー:100g
  • ごぼう:1本
  • まいたけ:1パック
  • 糸こんにゃく:2袋(400g)
  • 油揚げ:2枚
  • せり・根つき:2束
  • 長ねぎ:2本
  • 【A】水:6・1/2カップ
  • 【A】みりん:1カップ
  • 【A】しょうゆ:3/4カップ
  • 【A】「丸鶏がらスープ」:大さじ1
  • 【A】顆粒だし:大さじ1

つくり方

  1. 新米は洗って、分量の水とともに炊飯器に入れて普通に炊く(時間外)。炊き上がったらすり鉢に入れ、すりこ木で三分ぐらいにつぶす。
  2. 90~100gずつ30cmほどの杉の棒(たんぽ串)に20cmくらいまで0.5~1cmの厚さになるよう均等に巻きつけ、たんぽの表面を固めてつやよく仕上げるために手水(1%の塩水)をつけながらのばす。これを6~8本つくる。
  3. 固く絞ったふきんの上を転がしながら形を整え、まわりを炭火またはホットプレートで薄いきつね色に焼く。熱いうちに串を抜き、斜めに3~4等分に上から押し切る。
  4. 鶏肉、砂肝、レバーはひと口大に切る。
  5. ごぼうはささがきにして水に放し、ザルに上げて水気をよくきる。まいたけは小房に分ける。
  6. 糸こんにゃくは食べやすい長さに切り、熱湯にくぐらせる。油揚げは熱湯をかけて油抜きし5mm幅の短冊に切る。
  7. せりは根も含めて6~7cm長さに切る。長ねぎは5~6cmの斜め切りにする。
  8. 鍋に【A】を入れて火にかけてひと煮立ちさせ、だし汁をつくる。
  9. テーブルにガスコンロを置き、8.の鍋をのせ、4.5.6.を加えてフタをし強火で煮立てる。3.の切りたんぽ、7.の長ねぎを加え、最後に7.のせりを加えて煮ながらいただく。煮詰まったら水を加えて調節する。

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あんこう鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

あんこう鍋は、茨城県の冬の味覚として知られるご当地鍋です。主役のあんこうは、「海のフォアグラ」とも呼ばれるあんきもを含め、栄養価が高い料理です。

あんこうにはコラーゲンやビタミンA、タウリンが豊富で、皮膚や骨の健康維持、免疫機能の向上、心臓機能の強化に役立ちます。中でもあんきもはビタミンDや鉄分が豊富で、骨の健康維持や貧血予防に効果があります。

あんこう鍋は、卵を入れたうどんや雑炊でシメるのがおすすめです。

材料<4人分>

  • あんこう・5~6cm角に切ったもの:800g
  • あんきも:100g
  • しいたけ:4枚
  • えのきだけ:100g
  • にんじん:1本
  • 春菊:1束
  • 長ねぎ:1本
  • 白菜・大:2枚
  • 焼き豆腐:1丁
  • しらたき:1個
  • みそ:大さじ4・1/2
  • 水:8カップ
  • 【A】しょうゆ:1/2カップ
  • 【A】みりん:大さじ4
  • 【A】顆粒だし:大さじ2
  • 【A】酒:大さじ2

つくり方

  1. あんこうは沸騰した湯で10秒ほど湯引きし、氷水につけてザルに上げ、水気をきる。
  2. あんきもは蒸し器で10分~25分蒸し、5mm幅に切る。
  3. にんじんは飾り用に7~8枚、5mm幅の薄切りにし、花型で抜いて下ゆでし、残りは半月切りにする。春菊は根元を切り、長さを3等分に切る。
  4. しいたけは石づきを取り、表面に飾り包丁を入れる。えのきだけは根元を切り、大きめにほぐす。ねぎは5mm幅の斜め切りにし、白菜は5cm角に切る。
  5. 焼き豆腐は8等分に切り、しらたきは水で洗い、サッとゆでて5cm長さに切る。
  6. 土鍋を熱し、2.のあんきも1/3量を入れ、弱火で丁寧にそぼろ状にからいりする。少し焦げ目がつき、脂が出てきたら、みそを少しずつ加えてさらによくいる。
  7. 分量の水を少しずつかき混ぜながら加え、【A】を加えて味を調える。
  8. 1.のあんこう、3.の半月切りにしたにんじん、4.5.を加え、強火にかけ、煮立ったら残りのあんきもを加え、アクを取りながらさらに煮る。
  9. 具材に火が通ったら、3.の春菊・飾り用のにんじんを加える。

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豚バラと水菜のはりはり鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

はりはり鍋は、大阪の冬のご当地鍋です。豚バラ肉と水菜を主役に、わずか15分で手軽につくれるのが特徴です。「鍋キューブ」を使用することで、複雑な味付けも簡単に再現できます。

水菜は、カリウム、カルシウム、鉄分、葉酸、ビタミンCが豊富です。特に水菜は鍋に入れることで、水溶性のビタミンも逃さず摂取できます。豚バラ肉はたんぱく質と脂質を補い、えのきだけはきのこ類の中でもビタミンB1の量がトップクラスです。糖質の代謝の補酵素になるため、疲労回復に役立ちます。

バランスの取れた栄養素と手軽さを兼ね備えた、コク深い味わいが魅力の鍋です。

材料<4人分>

  • 豚バラ薄切り肉:400g
  • 水菜:2束
  • えのきだけ:100g
  • 油揚げ:2枚
  • 【A】水:720ml
  • 【A】「鍋キューブ」簡単おでん あごだし醤油:4個

つくり方

  1. 豚肉は食べやすい長さに切る。水菜は4等分の長さに切り、えのきだけは石づきを取り、小房に分ける。油揚げはタテ1.5cm幅の短冊切りにする。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰したら、火を止める。
  3. 鍋に1.の豚肉・油揚げ・えのきだけを加え、1.の水菜をのせる。フタをして、再び火にかけ、肉に火が通るまで煮る。

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鴨鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

鴨鍋は、滋賀県のご当地鍋です。その名のとおり鴨肉を主役にした鍋で、うま味の効いただしがたまりません。

鴨肉はα-リノレン酸やリノール酸などの必須脂肪酸が豊富で、脂肪酸のバランスが優れています。また、ビタミンA、B1、B2も多く含まれ、抗酸化作用や代謝促進、美容効果が期待できます。

さらに、鴨肉には貧血予防に効果的なヘム鉄が豊富です。ねぎと一緒に食べることで鉄分の吸収が促進されるため、栄養面でも相性の良い組み合わせが特徴です。

材料<4人分>

  • 鴨肉・ロース:600g
  • 【A】酒・煮きる:大さじ2
  • 【A】みりん・煮きる:大さじ1・1/2
  • 【A】うす口しょうゆ:大さじ2/3
  • 【A】粉ざんしょう:小さじ1/3
  • 白菜:4枚
  • 水菜:1束
  • しいたけ:4枚
  • まいたけ:1パック
  • 絹ごし豆腐:1丁(350g)
  • 生麩・もみじ麩、梅麩など:1/3本
  • 長ねぎ:2本
  • 「ほんだし かつおとこんぶのあわせだし」:大さじ1
  • 水:8カップ
  • 【B】うす口しょうゆ:2/3カップ
  • 【B】みりん:2/3カップ
  • 【B】酒:1/4カップ

つくり方

  1. 鴨肉は余分な脂身を取り、ひと口大のそぎ切りにし、両面を包丁で軽くたたく。
  2. ボウルに【A】を合わせ、1.の鴨肉にふりかけ、下味をつける。
  3. 白菜は芯と葉の部分に切り分け、ひと口大に切る。長ねぎは1cm幅の斜め切り、水菜は6~7cm長さのザク切りにする。
  4. しいたけは石づきを取り、表面に飾り切りをする。まいたけは根元を切り、小房に分ける。豆腐は8等分に切り、生麩は5mm幅に切る。
  5. 鍋に水、「かつおとこんぶのあわせだし」、【B】をあわせて煮立て、鴨鍋だしをつくる。
  6. 3.4.の具材を火の通りにくいものから加え、2.の鴨肉を加えて火が通ったら出来上がり。

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極上!鶏だし水炊き鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

水炊き鍋は、福岡県の代表的なご当地鍋で、鶏肉のうま味が凝縮されたスープに、新鮮な野菜や豆腐を加えて楽しむ、シンプルながら奥深い味わいの鍋料理です。

主役の鶏手羽元には、良質なたんぱく質や、たんぱく質の代謝の補酵素で、ホルモンバランスを整えるビタミンB6、貧血予防に役立つビタミンB12も含まれています。

水炊き鍋のシメには、うどんがおすすめです。鶏だしが染み込んだうどんは絶品で、最後までおいしく楽しめる栄養価の高い鍋料理です。

材料<4人分>

  • 鶏手羽元:12本
  • 水菜:1束(200g)
  • 長ねぎ:1本
  • しいたけ:8枚
  • 絹ごし豆腐:1丁(300g)
  • 【A】水:4・1/2カップ
  • 【A】「丸鶏がらスープ」:大さじ2

つくり方

  1. 水菜は4cm長さに切る。ねぎは斜め薄切りにする。しいたけは石づきを取り半分に切る。豆腐は8等分に切る。
  2. 鍋に【A】、鶏手羽を入れて強火にかけ、沸騰したらアクを取り、中火にする。肉に火が通ったら、1.の水菜・ねぎ・しいたけ・豆腐を加え、2~3分煮る。

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みそモツ鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

みそモツ鍋も、福岡県のご当地鍋です。豚モツと味噌の相性が抜群で、野菜にもうま味が染み込み、絶品の料理に仕上がります。

モツのくさみを軽減するポイントは、下茹でした後に調味料をもみこむことです。わずか20分程度の調理時間で手軽につくれるのが魅力です。

栄養面では、モツに含まれるコラーゲンが注目されます。肌のうるおいや弾力を保つ、骨をつくる、関節の動きを良くするなどの働きがあります。また、ミネラルも豊富で、貧血予防や免疫力向上、骨の強化に役立ちます。

材料<4人分>

  • 豚モツ・ゆで・1パック:600g
  • 【A】しょうがのすりおろし:2かけ分
  • 【A】にんにくのすりおろし:2かけ分
  • 【A】ねぎの青い部分・つぶす:1本分
  • 【A】酒:1/2カップ
  • 長ねぎ:1本
  • キャベツ:1/2個
  • にら:1束
  • もやし:1袋
  • 「丸鶏がらスープ」:大さじ1
  • 【B】水:5カップ
  • 【B】酒:1カップ
  • 【B】白みそ:75g
  • 【B】合わせみそ:75g
  • 【B】にんにくの薄切り:2かけ分
  • 【B】赤唐がらしの輪切り:1本分
  • すり白ごま:大さじ2
  • ごま油:適量

つくり方

  1. モツは熱湯でサッとゆで、ビニール袋に入れて、【A】を加えてよくもみ込む。ねぎは斜め切りにし、キャベツはザク切りにする。にらは4cm長さに切る。
  2. 鍋に「丸鶏がらスープ」、【B】を入れてひと煮立ちさせ、1.のモツを加えて5分くらい煮る。1.のねぎ・キャベツ、もやし、1.のにらを順に煮て、ごま、ごま油を加えていただく。

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あごだし鍋

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK

あごだし鍋は、九州地方で愛される上品な味わいのご当地鍋です。トビウオ(あご)から取っただしの甘みが特徴で、野菜のおいしさを引き立てます。

主役の鶏もも肉は、良質なたんぱく質の供給源です。皮付きか皮なしかで栄養価は変わりますが、どちらも筋肉の維持や、肌・髪の健康に関わります。また、ビタミンB群のひとつであるパントテン酸が豊富で、ストレスに対する抵抗力を高めます。

豆腐や多様な野菜を加えることで、さらにビタミンやミネラル、食物繊維などの豊富な栄養の摂取が可能です。

材料<4人分>

  • 鶏もも肉:1枚
  • 絹ごし豆腐:1丁
  • 白菜:1/8株(250g)
  • 長ねぎ:1本
  • かぶ:2個
  • にんじん:1/2本
  • しめじ:1パック
  • 油揚げ:2枚
  • 水:4カップ
  • しょうゆ:大さじ3
  • みりん:大さじ1
  • 「ほんだし 焼きあごだし」8gスティック:1本
  • 塩:小さじ1/2

つくり方

  1. 鶏肉、豆腐はひと口大に切る。白菜は4cm幅に切り、ねぎは5mm幅の斜め切りにする。かぶは皮をむいて6等分に切る。にんじんは5mm幅の輪切りにし、しめじは小房に分ける。油揚げは1cm幅の短冊切りにする。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら、1.の鶏肉を加える。肉に火が通ったら、1.の豆腐・白菜・ねぎ・かぶ・にんじん・しめじ・油揚げを加えて火が通るまで煮る。

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「未来献立®」を活用して食事の栄養バランスを意識しよう

鍋料理は、ひとつの鍋でバランスの良い食事を楽しめます。野菜、たんぱく質、炭水化物をバランス良く摂取できるため、栄養面を意識している方にもおすすめです。しかし、毎日鍋というわけにもいきません。

日々の食事で栄養バランスを考えることは大切ですが、一食一食完璧を目指すのは難しいでしょう。

そこで提案したいのが、【栄養バランスは数日間でツジツマを合わせる】という考え方です。

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気分に合わせた鍋の種類で食事を楽しもう

この記事では、鍋料理の多彩なバリエーションを紹介しました。鍋料理の魅力は、ひとつの鍋で様々な具材を楽しめることです。野菜、肉、魚など、多種多様な食材を組み合わせることで、栄養バランスの取れた食事を手軽につくることができます。

しかし、健康的な食生活を目指すなら、鍋以外の料理も含めて日々の食事で栄養バランスを考えることが大切です。とはいえ、毎日の献立を考えるのは大変な作業でしょう。そんな時には、「未来献立®」の活用をおすすめします。

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監修者

金丸 利恵(かなまる りえ)

おうちごはん研究家、管理栄養士、分子栄養学カウンセラー
大手企業での栄養士業務、レシピ開発を担当。保健指導では2000名以上の食事指導を行う。その後独立し、料理教室を主宰し、食育やダイエットサポートなどあらゆる世代の食と健康に関わる。「食べることは、生きること」をモットーに、栄養指導やセミナーを通じて、食と栄養の大切さを伝えている。スーパーで買える身近な食材で、健康的に美味しく簡単に作れるレシピに定評がある。

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