朝ごはんの献立が決まらない!困った時の和食・洋食・時短レシピを紹介

栄養バランスの良い食事を摂りたいと思う一方で、慌ただしい朝は調理工程が少なく手軽につくれる料理にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、朝ごはんの和食と洋食別の献立や、火や包丁を使わない「超簡単時短レシピ3選」も紹介します。
朝ごはんの献立に悩む方は、ぜひ参考にしてください。
朝ごはんの献立を考えるポイントは?
朝は時間がないため、ご飯やパンなどの「炭水化物」に偏ってしまう方も多いのではないでしょうか。
栄養バランスを整えるために、現代人が不足しやすい「たんぱく質・食物繊維・カルシウム」を意識して摂り入れると良いでしょう。
以下で、朝ごはんの献立を考える具体的なポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
肉・魚・卵・大豆製品を取り入れる
肉・魚・卵・大豆製品は、たんぱく質が豊富な食材です。たんぱく質は体の筋肉や皮膚をつくるために重要な栄養素です。
意識しないと不足しやすい栄養素であるため、積極的に朝食に取り入れましょう。
汁物を具だくさんにする
具がごろごろ入った汁物は、忙しい朝の救世主です。
冷蔵庫の余った野菜やきのこ・海藻などを煮込むだけで、溶け出た栄養素も丸ごと摂取できます。
具だくさんの汁物をプラスすることで、1品で多くの栄養素を摂りやすくなるでしょう。
乳製品をプラスする
カルシウムが豊富な「乳製品」は、ぜひ朝食に加えたい食品です。
メニューの1品として牛乳やヨーグルトを添えたり、チーズを食パンなどにトッピングしたりすることもおすすめです。
献立を考えるのが苦手な方には「未来献立®」がおすすめ
「未来献立®」は、栄養バランスの考えられた献立をまとめてご提案する献立提案サービスです。
ポイントは、栄養バランスを数日間で考えて大丈夫、という考えの「ツジツマ献立」であるところです。
食べすぎてしまった翌日に「栄養バランスのツジツマ合わせ」をするメニューを紹介してくれるので、我慢せずに食事を楽しむことができます。
また、朝ごはんのメリットなどを以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
【和食】朝ごはん献立例

朝は和食派な方でも、一汁三菜を毎朝準備するのは大変だと感じる方も多いでしょう。
そのような時は「三菜(主菜と副菜2品)」を補える栄養価の高い主食(ご飯)や汁物をチョイスしましょう。少ない品数で栄養バランスを整えられます。
以下では、「AJINOMOTO PARK」で紹介するレシピのなかから、和食の朝ごはん献立例をレシピ付きで紹介します。
主食:じゃことごまのひと口おにぎり

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
たんぱく質とカルシウムが豊富な「じゃこ」をおにぎりに加えるだけで一気に栄養価UPが期待できます。
食物繊維を含む「ごま」や「海苔」も摂取できる上に時短で完成する、人気の主食レシピです。
材料<2人分>
- 温かいご飯・茶碗:2杯分(280g)
- ちりめんじゃこ:大さじ2
- いり白ごま:大さじ1
- 塩:少々
- 焼きのり:適量
つくり方
- ご飯にちりめんじゃこ・ごまを加えてサックリと混ぜる。
- 手に水・塩少々をつけながら、1.を握る。
- 2.にのりを巻く。
主菜:のりとチーズのくるりん卵焼き

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
カルシウムが豊富なチーズとミネラル豊富な海苔を良質なたんぱく質の卵焼きにプラスした1品です。
いつもの卵焼きに冷蔵庫にストックしてある食材を加えるだけで、一気に栄養価が高まるレシピです。
材料<2人分>
- 卵:2個
- 塩:少々
- のり:1/4枚
- スライスチーズ:1枚
- サラダ油:少々
つくり方
- 卵は塩を加えて混ぜ合わせる。
- 卵焼き器に薄く油をひいて中火で熱し、1.の卵液を流し入れ、大きく混ぜる。
- 半熟状になってきたら弱火にし、奥にのり、チーズの順にのせ、手前側から折りたたむ様に巻いていく。
- 粗熱を取り、食べやすい大きさに切る。
汁物:具だくさん根菜味噌汁

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
献立に困った時も、具がたっぷり入っているみそ汁があれば栄養面は安心です。特にこちらのレシピは、食物繊維豊富な根菜類をふんだんに摂取できるのでおすすめです。
記載の食材がない場合は、冷蔵庫にある野菜を使っても問題ありません。
材料<4人分>
- さつまいも:1本
- 大根:8cm(200g)
- にんじん:1本
- ごぼう:1本
- れんこん:1/2節
- こんにゃく:1/3枚
- 油揚げ:1/2枚
- かぶ:2個
- 水:5カップ
- ほんだし:小さじ2
- みそ:100g
- 【A】赤唐がらし:1本
- 【A】ごま油:大さじ1/2
- 小ねぎ小口切り:適量
つくり方
- さつまいもは皮つきのまま1cm幅の輪切りにし、大根は1cm幅のいちょう切りにする。にんじんは厚めの半月切りにし、ごぼうは斜め切りにする。
- れんこんはひと口大の乱切りにして酢水にさらし、水気をきる。こんにゃくは下ゆでし、ひと口大にちぎる。
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、タテ半分に切って5mm幅に切る。かぶはひと口大に切る。
- 鍋に【A】を入れて炒め、香りがたってきたら、1.のさつまいも・大根・にんじん・ごぼう、2.のれんこん・こんにゃくを加えて炒め、油がまわったら、分量の水を加えて煮立て、アクを取る。
- 「ほんだし」小さじ1、3.の油揚げを加えて10分煮て、3.のかぶ、みそ半量を加えて、さらに7~8分煮る。仕上げに残りのみそ、「ほんだし」小さじ1を加えて味を調える。
- 器に盛り、小ねぎを散らす。
【洋食】朝ごはん献立例

「朝はトースト1枚だけ」という方も多いのではないでしょうか。
和食と同じように、炭水化物に偏らないよう「たんぱく質・食物繊維・カルシウム」を意識すると良いでしょう。
朝ごはんに活用しやすい食パンをアレンジして、スープと合わせるだけでも一気に栄養バランスが整います。
以下で「洋食」の献立例をレシピ付きで紹介します。
主食+主菜:野菜もとれるホットドック風トースト

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
この一品で、たんぱく質もカルシウムも食物繊維も摂取できるという栄養価の高いレシピです。
カット野菜を活用しているので忙しい朝も手軽につくれます。野菜もたっぷり入っていてボリューム満点なので1日のスタートにぴったりです。
材料<2人分>
- 食パン6枚切り:1枚
- ウインナーソーセージ:2本
- 【A】袋入りカット野菜(キャベツミックス):70g
- 【A】ホールコーン缶:大さじ1
- 【A】マヨネーズ:大さじ1
- トマトケチャップ:大さじ1
- ピザ用チーズ:大さじ1
つくり方
- ソーセージは斜めに半分に切る。ボウルに【A】を入れてあえる。
- 食パンに1.のあえた【A】をのせ、その上に1.のソーセージを並べる。上からケチャップ、チーズをかけ、オーブントースターでこんがり焼き色がつくまで焼く。
副菜:野菜のミックスピクルス

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
つくり置きしておけば、忙しい朝も楽になる「ピクルス」は野菜の栄養素を丸ごと摂取できる1品です。
酢の健康パワーと野菜の栄養で、朝から元気をチャージしましょう。
材料<2人分>
- 大根:150g
- きゅうり:1本
- パプリカ赤:1/2個(100g)
- 【A】水:100ml
- 【A】酢:100ml
- 【A】パルスイート:大さじ2
- 【A】塩:小さじ1
- 【A】ローリエ・好みで:1枚
- 【A】赤唐がらし(乾)・ヘタと種を取り除いたもの・好みで:1本
- 【A】粒こしょう・好みで:少々
つくり方
- 大根は乱切りにし、きゅうりはところどころ皮をむいて乱切りにする。パプリカは2cm幅に切る。
- 耐熱ボウルに【A】、1.の大根・きゅうり・パプリカを入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で3分加熱する。
- ジッパー付き密閉袋などに入れ、空気を抜きながらピクルス液に野菜が浸かるように口を閉じ、30分ほど漬ける。
汁物:きのことほうれん草のミルクスープ

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
食物繊維が豊富なきのこと、カルシウムが豊富な牛乳を使用した、現代人が不足しやすい栄養素がぎゅっと凝縮したスープです。
忙しい朝に優しい味わいのスープで癒されながら、素敵な1日をスタートしましょう。
材料<2人分>
- しめじ:1パック(100g)
- ほうれん草:1/2束(100g)
- ベーコン:1枚(25g)
- 【A】水:200ml
- 【A】コンソメ固形タイプ:1個
- 牛乳:200ml
つくり方
- しめじは根元を切って小房に分ける。ベーコンは食べやすい大きさに切る。
- ほうれん草は洗って、水気がついたままラップで包み、電子レンジ(600W)で40秒加熱する。冷水にとって、水気をしぼり、4cm長さに切る。
- 鍋に1.のしめじ・ベーコン、【A】を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にし、2分ほど煮る。2.のほうれん草、牛乳を加えてひと煮立ちさせる。
【時短】超簡単朝ごはんレシピ3選
忙しい朝は栄養バランスまで考えるのは難しいのではないでしょうか。そんな時は「たんぱく質・食物繊維・カルシウムが凝縮した1品」に頼りましょう。
ここでは、とても簡単につくれる朝ごはんのレシピ3つを紹介します。
現代人が不足しやすい栄養素を補給しつつ、火や包丁を使わない時短レシピは忙しい朝の救世主になるでしょう。
【煮込むだけ!】サバ缶とまいたけのみそ汁

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
忙しい朝は、栄養価の高いみそ汁を用意しましょう。サバはたんぱく質・カルシウムが豊富なため、主菜の代わりにもなります。
冷凍ネギを活用して、包丁なしで具材を煮込むだけです。食物繊維たっぷりな舞茸も食べ応えがあり、満足度を高めます。
こちらの1品に白ご飯をプラスすると、脳のエネルギー源の炭水化物も摂取できるので1日のパフォーマンスアップにつながるでしょう。
材料<2人分>
- さば水煮缶:1缶
- まいたけ:1/2パック
- もやし:1/2袋(100g)
- 【A】水:3カップ
- 【A】ほんだし:小さじ山盛り1
- みそ:大さじ2
- 小ねぎの小口切り:適量
つくり方
- さばは汁気をきる。まいたけはひと口大にほぐす。
- 鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったら、1.のさば・まいたけ、もやしを加えて弱火にし、フタをして3分ほど煮る。
- みそを溶き入れ、沸騰直前で火を止める。
- 器に盛り、小ねぎを散らす。
【火を使わない】レンジで!オートミールのカルボリゾット

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
電子レンジで完結する、オートミールを使った簡単なリゾットです。オートミールは米と比べて食物繊維がとても豊富です。
さらに、たんぱく質を含む卵やベーコン、カルシウムを含む牛乳とチーズを摂取して不足しやすい栄養素を補給できます。
ベーコンのカットはハサミで済ませると、包丁がいらないので、洗い物も少なく済ませられます。
材料<2人分>
- オートミール:30g
- ベーコン:1枚(20g)
- 【A】牛乳:100ml
- 【A】水:50ml
- 【A】おろしにんにく(チューブ):小さじ1/4
- 卵:1個
- コンソメ顆粒タイプ:小さじ1
- 粉チーズ:大さじ1
- 粗挽きこしょう:少々
つくり方
- ベーコンは1cm幅に切る。卵は卵黄と卵白に分けておく。
- 深めの耐熱ボウルにオートミール、1.のベーコン、【A】を入れてよく混ぜ、ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分ほど加熱する。
- 1.の卵白、「コンソメ」を加えてよく混ぜ、電子レンジ(600W)で30秒加熱し、全体を混ぜ合わせる。
- 器に盛り、卵黄をのせ、粉チーズ、粗挽きこしょうをかける。
【火も包丁も使わない】おにぎらず 鮭フレーク

出典:味の素株式会社「AJINOMOTO PARK」
火も包丁も使わないのに栄養価の高い人気の主食レシピです。
たんぱく質が豊富な鮭、食物繊維を含むレタス、カルシウムを含むチーズを包むだけの栄養価も彩りもあるおにぎらずです。
材料<2人分>
- ご飯:2杯分(茶碗)
- さけフレーク:大さじ2
- スライスチーズ:2枚
- マヨネーズ:大さじ2
- サニーレタス:2枚
- 焼きのり:2枚
- パセリ:適量
つくり方
- ラップを広げ、のりを1枚のせて、茶碗1/2杯分のご飯を中央にのせる。サニーレタス1/2枚、チーズ1枚、さけフレーク半量を順にのせ、「マヨネーズ」を細口で大さじ1ほどかけ、サニーレタス1/2枚をのせる。
- 茶碗1/2杯分のご飯を具を覆うように広げてのせ、のりの四隅を中央に向かって重なるように折りたたみ、ラップで包んで形を整える。同様にもう1つ作る。
- しばらくおいてのりがなじんだら、ヨコ半分に切って器に盛り、パセリを添える。
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栄養バランスを意識して朝ごはんの献立を考えよう
朝ごはんは、現代人が不足しやすい「たんぱく質・食物繊維・カルシウム」を意識して摂り入れると、栄養バランスの整いやすくなります。
この記事で紹介した様々な献立を参考に、自分の好みやライフスタイルに合った朝ごはんを取り入れましょう。
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