PRESS RELEASE

~一人ひとりのつながりを高め、成長や挑戦を促し、価値の共創を加速~
味の素㈱、本社オフィス移転により無形資産を強化

2026年度第1四半期に新オフィス稼働開始予定

 味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、本社オフィスを、2026年度第1四半期を目途に、現在と同じ中央区京橋に立地するTODA BUILDING内に移転することを決定し、この度戸田建設株式会社(社長:大谷 清介 本社:東京都中央区)と賃貸借契約を締結しました。

 当社は中期ASV経営 2030年ロードマップの実現に向けて人財・技術・顧客・組織の4つの無形資産を強みの源泉として掲げており、今回の移転はこの4つの無形資産を強化するための投資となり、新オフィスは、「組織」の志の共有の場・「技術」と「顧客」をつないでイノベーションを生み出す「人財」を育てる場と位置づけられています。当社は全従業員の力を最大限発揮できる環境を構築すべく、各事業所で快適に働けるよう継続して改善を進めており、今回の移転を機に、先進的な本社オフィスへと刷新し、価値の共創を加速させていきます。

 今後の取組みとして、事業領域の拡大や新事業へのチャレンジ、働き方の多様化、DE&Iを加速させていく中で、新たな価値を生むコミュニケーションを活性化する環境が求められていました。また、サステナビリティの取組みとして掲げるアウトカムの一つである「環境負荷50%削減」の実現に向けて、竣工後30年以上経過した現在の本社オフィスを最適な省エネ設計に転換するには大規模な改造が必要となることから、移転を検討してきました。その結果、ZEB Ready※1認証取得等の環境性能および大規模地震や風水害等に備えた非常用インフラ設備などのBCP※2機能に優れていること、および1909年の味の素本舗事務所開設以来、当社の本社所在地となっている京橋地区の最新オフィスビルの一つであることに鑑み、TODA BUILDINGを移転先に選定しました。
 新オフィスでは最新設備や広いフロアを活用し、食品事業やバイオ&ファインケミカル事業などの事業間連携にとどまらず、社内外の多様な人財との対話を促進します。これにより従業員の成長や挑戦を促し、共創価値を生み出す空間を目指します。また、視認性を上げることによって、従業員同士が有機的につながり、新たなアイデアを生み出しやすい環境となることにも期待しています。

 当社は今回の移転を機に、社会価値と経済価値を共創するASV経営をさらに推進し、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します。

※1) ZEB Ready:ZEB(Net Zero Energy Building)を見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物(環境省ホームページより)。
※2) Business Continuity Plan:企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと(中小企業庁ホームページより)。

【働き方の多様化に対応するオフィス内装イメージ図】 【新オフィスビル完成予想図】

■本社オフィス移転概要
移転先 TODA BUILDING
住所 東京都中央区京橋1-7-1
移転時期 2026年度第1四半期(予定)