PRESS RELEASE

味の素㈱、「サステナビリティ・トランスフォーメーション銘柄
(SX銘柄)2024」に選定

 味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)はこの度、経済産業省と株式会社東京証券取引所が共同で選定する「サステナビリティ・トランスフォーメーション銘柄(SX銘柄)2024」に選定されました。

 SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)とは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを同期化させ、そのために必要な経営・事業変革を行い、長期的かつ持続的な企業価値向上を図っていくための取組みです。「SX銘柄」は、SXを通じて持続的に成長原資を生み出す力を高め、企業価値向上を実現する先進的企業群を選定・表彰するもので、今回が第1回目の選定となります。

 選定にあたって、下記の4点が高く評価されました。

「アミノサイエンス®」という独自の競争優位性を活かしたビジネスモデルを確立し、ASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)実現に向け、2050年を見据えた長期視点・マルチステークホルダー視点でマテリアリティを特定。パーパス・マテリアリティ・各実行戦略の一貫性が確認できる。
環境負荷の削減と健康寿命の延伸という2つのアウトカムを通して、志(パーパス)である「アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」ことを実現するというストーリーを構築している。
事業ポートフォリオが多様なため、事業間のシナジーが見えにくい課題を抱えているが、その壁を乗り越える取組みが始まっている。
目指す姿と人的資本の関係性を「ASV実現プロセス」として可視化し、ASV実現の進度をモニタリングしている。また技術については、領域をまたいで知的資本を強化し、複数事業に共通する競争優位の源泉としている。

 当社グループでは「アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」を志(パーパス)として、2030年までに10億人の健康寿命を延伸し、環境負荷を50%削減するというアウトカムを目標として掲げています。志(パーパス)を実現する取組みとして、事業を通じた社会価値と経済価値の共創を図るASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)経営を進化させ、ASV経営を実現するガバナンス体制のもとで、ネガティブインパクトの低減とポジティブインパクトの創出拡大を進め、飛躍的・継続的に企業価値を向上させていきます。

 なお、2024年5月24日に経済産業省・東京証券取引所主催で開催されるSXシンポジウム2024にて、SX銘柄2024表彰式が行われます。

参 考
【SX銘柄について】
https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240423001/20240423001.html