PRESS RELEASE

味の素㈱、TechMagic社と資本業務提携

テクノロジーと融合した新たなソリューションを共創し、社会課題解決を促進

 味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むスタートアップ企業であるTechMagic株式会社(社長:白木 裕士 本社:東京都江東区 以下TechMagic社)と、資本業務提携に関する契約を締結しました。今回の資本業務提携に基づき、両社は、フードテックにおける最先端技術や知見を活用し、フードサービス業界(外食・中食産業)における人手不足解消や生産性を改善する新しいソリューションを共創していきます。

 現在、国内のフードサービス業界では、慢性的な人手不足や賃金上昇、食材価格の高騰によるコスト上昇等が深刻な課題となっています。このような状況において、同業界では、オペレーション改善による効率性向上、商品・サービスの付加価値向上が急務となっており、調理ロボットなどを活用した新たなソリューションが期待されています。

 当社は、2021年10月にTechMagic社との協業を開始して以来、独自の「おいしさ設計技術®を活用した調味料、アプリケーションの提供を通じて、高度な調理品質が求められるフードサービス向け「炒め調理ロボット」の開発を支援してきました。TechMagic社の「炒め調理ロボット」は、2023年6月に完成し、外食企業等での採用が始まっています。

TechMagic社社長 白木 裕士氏(右)と
当社執行役専務 正井 義照
アミノ酸研究を礎に育んできた「おいしさをサイエンスで捉え解析することで、おいしさに重要な構成要素を特定し、ソリューションを設計する」味の素グループ独自の技術
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/rd/our_innovation/oishisa/

 この度の資本業務提携により、両社は取り組みの深化、拡大を図ります。当社は、「おいしさ設計技術®」に基づく、独自の調味料、アプリケーションの開発を加速し、調理品質の向上・調理時間の短縮・小型化を実現する調理ロボットの進化を支え、フードサービス業界におけるイノベーションを実現します。

TechMagic 社
炒め調理ロボット「I-Robo」

参 考
■TechMagic社の概要
(1) 会社名 TechMagic株式会社
(2) 所在地 東京都江東区
(3) 設立時期 2018年2月
(4) 代表者 代表取締役社長 白木 裕士
(5) 事業内容 調理ロボット事業、業務自動化AIロボット事業
(6) WEBサイト:https://techmagic.co.jp/

2021年10月14日付プレスリリース
味の素㈱、テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むスタートアップ企業と協業開始
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2021_10_14.html