PRESS RELEASE

サステナビリティ・リンク・ボンド※1
発行条件決定に関するお知らせ

 味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、2023年5月19日に発表したサステナビリティ・リンク・ボンドの発行について、下記の通り発行条件を決定しましたのでお知らせします。

1. サステナビリティ・リンク・ボンド発行の概要
名称 味の素株式会社第28回無担保社債
(特定社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティ・リンク・ボンド)
味の素株式会社第29回無担保社債
(特定社債間限定同順位特約付)
(サステナビリティ・リンク・ボンド)
年限 5年 10年
発行額 100億円 200億円
利率 0.320% 0.770%
条件決定日 2023年6月9日(金)
発行日 2023年6月15日(木)
償還日 2028年6月15日(木) 2033年6月15日(水)
KPIs KPI1:スコープ1、2のGHG排出量削減率
KPI2:スコープ3のGHG排出量原単位削減率
SPTs※2 本社債においては、以下の2つのSPTを使用します。
SPT1:KPI1の目標値であるスコープ1、2の2030年度におけるGHG排出量50%削減(基準年度である2018年度比)に整合する目標
SPT2:KPI2の目標値であるスコープ3の2030年度におけるGHG排出量原単位24%削減(基準年度である2018年度比)に整合する目標
<5年債>
SPTs GHG排出削減率
(2018年度比)
参照期間 判定日
SPT1
(排出絶対量)
36% 2026年4月1日~ 2027年3月31日 2027年
11月1日
SPT2
(排出量原単位)
10% 2026年4月1日~2027年3月31日 2027年
11月1日
<10年債>
SPTs GHG排出削減率
(2018年度比)
参照期間 判定日
SPT1
(排出絶対量)
50% 2030年4月1日~ 2031年3月31日 2031年
10月31日
SPT2
(排出量原単位)
24% 2030年4月1日~2031年3月31日 2031年
10月31日
債券の特性 いずれかのSPTを達成することができなかった場合、または、SPTの判定日において各SPTの達成状況が確認できない場合(注)については、判定日後から本社債の償還までに排出権(CO2削減価値をクレジット・証書化したもの)を購入します。金額は、SPT1が未達成の場合は、社債発行額の0.1%相当額の10分の5を、SPT2が未達成の場合は、社債発行額の0.1%相当額の10分の5とします。
不可抗力事項等(取引制度の規制等の変更等)が生じ排出権購入が実施できない場合は、環境保全活動や社会的な課題解決への寄与を目的とする公益社団法人・公益財団法人・国際機関・自治体認定NPO法人・地方自治体やそれに準じた組織をはじめ、食を通じた栄養改善に関する事業を行う公益財団法人味の素ファンデーションなど、当社グループの社会貢献活動方針に定める活動を実施する先を軸に寄付先を検討し、必要な機関決定を経て寄付を実施します。(注)「確認ができない場合」には、第三者による年次のKPIの数値の検証が取得できない場合や発行体によるSPTへの達成状況に係る開示を設定された判定日までにできない場合を含みます。
主幹事証券会社 野村證券株式会社
みずほ証券株式会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
株式会社
大和証券株式会社
野村證券株式会社
みずほ証券株式会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
株式会社
SMBC日興証券株式会社
ストラクチャリング・
エージェント※3
野村證券株式会社

<参考資料>
味の素株式会社 サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワーク
https://topics.ajinomoto.co.jp/files/20230519/Framework.pdf
Sustainalytics(サステイナリティクス) セカンドパーティ・オピニオン
https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/ajinomoto-co-inc-sustainability-linked-financing-framework-second-party-opinion-(2023)-japanese50485818-e3cd-4ad0-8713-b920aa61cf28.pdf?sfvrsn=5aae3303_1
https://mstar-sustops-cdn-mainwebsite-s3.s3.amazonaws.com/docs/default-source/spos/ajinomoto-co-inc-sustainability-linked-financing-framework-second-party-opinion-(2023)-japanese_revised_14jul2023.pdf?sfvrsn=569d6462_1(※2023年7月25日更新)

※1) サステナビリティ・リンク・ボンドとは、発行体が事前に設定したサステナビリティ/ESG目標の達成状況に応じて、条件が変化する可能性のある債券の総称です。
※2) サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)とは、サステナビリティ・リンク・ボンドの発行条件を決定する発行体の経営戦略に基づく目標を指します。
※3) ストラクチャリング・エージェントとは、サステナビリティ・リンク・ファイナンスのフレームワークの策定およびセカンドパーティ・オピニオン取得の助言などを通じて、サステナビリティ・リンク・ファイナンスの実行支援を行う者のことです。

2. 本発行への投資表明投資家
本日時点で本発行への投資を表明していただいている投資家名を記載しております。(五十音順)
あいち豊田農業協同組合
愛知西農業協同組合
あいち尾東農業協同組合
愛知みなみ農業協同組合
足立成和信用金庫
アルプス中央信用金庫
株式会社阿波銀行
飯塚信用金庫
石川県信用農業協同組合連合会
いちい信用金庫
いわき信用組合
株式会社 岩手銀行
大分信用金庫
大垣西濃信用金庫
大阪信用金庫
鹿児島信用金庫
笠岡信用組合
北見信用金庫
きのくに信用金庫
くまがや農業協同組合
桑名三重信用金庫
株式会社小糸製作所
甲府信用金庫
神戸市職員信用組合
さいかつ農業協同組合
学校法人 埼玉医科大学
佐賀西信用組合
さわやか信用金庫
静岡県信用農業協同組合連合会
株式会社静岡中央銀行
住友生命保険相互会社
諏訪信用金庫
瀬戸信用金庫
ソニー損害保険株式会社
株式会社大光銀行
大東京信用組合
大同生命保険株式会社
高鍋信用金庫
たじま農業協同組合
館林信用金庫
但陽信用金庫
敦賀信用金庫
東京海上日動火災保険株式会社
学校法人同志社
東濃信用金庫
株式会社東和銀行
徳島信用金庫
株式会社 富山第一銀行
長野県信用農業協同組合連合会
中ノ郷信用組合
長野信用金庫
学校法人 中村産業学園
新潟信用金庫
西春日井農業協同組合
ニッセイアセットマネジメント株式会社
日本地震再保険株式会社
日本私立学校振興・共済事業団
日本電技株式会社
飯能信用金庫
株式会社東日本銀行
備前日生信用金庫
株式会社百五銀行
福井県農業協同組合
株式会社 福岡中央銀行
福島信用金庫
福泉信用組合
ブラックロック・ジャパン株式会社
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社
プルデンシャル生命保険株式会社
碧海信用金庫
ほくさい農業協同組合
株式会社北洋銀行
株式会社北陸銀行
北海道信用金庫
三島信用金庫
三井ダイレクト損害保険株式会社
明治安田生命保険相互会社
もみじ銀行
盛岡信用金庫
株式会社山梨中央銀行
結城信用金庫
横浜信用金庫