味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、2023年1月31日開催の取締役会において、社外取締役を委員長とする指名委員会による取締役候補者および法定3委員会の委員候補者等の選定が報告されたことを受けて、2023年6月下旬にスタートする取締役新体制を下記の通り内定しました。なお、取締役の異動については2023年6月下旬開催の当社株主総会において、取締役会議長および法定3委員会の委員等の異動については株主総会後の取締役会において決定します。
【6月下旬付】独立社外取締役
新役職 | 現役職 | 氏名 |
取締役 取締役会議長 指名委員 報酬委員 |
取締役 取締役会議長 指名委員 報酬委員 |
岩田 喜美枝 |
取締役 指名委員会委員長 報酬委員 監査委員 |
取締役 報酬委員会委員長 指名委員 監査委員 |
中山 讓治 |
取締役 監査委員会委員長 指名委員 |
取締役 監査委員会委員長 指名委員 |
土岐 敦司 |
取締役 報酬委員 監査委員 |
取締役 報酬委員 監査委員 |
引頭 麻実 |
取締役 監査委員 |
取締役 監査委員 |
八田 陽子 |
取締役 報酬委員会委員長 指名委員 |
サステナビリティ諮問会議議長 | デイヴィス スコット (新任)※1 |
※1) | デイヴィス スコット氏は、立教大学経営学部国際経営学科で教授を務め、経営戦略による社会価値創造に関する理論と実践に関する高い学術知識、およびCSR、サステナビリティに関する豊富な見識を有しています。また、複数社の社外取締役に就任し、取締役会の適正な意思決定機能および監督機能の確保に貢献してきました。当社においても、2021年4月から現在に至るまでサステナビリティ諮問会議の議長を務め、マテリアリティに関する取締役会への答申を適切に牽引してきました(氏名については、姓・名の順で記載しています)。 |
【6月下旬付】社内取締役
新役職 | 現役職 | 氏名 |
取締役 代表執行役社長 最高経営責任者 指名委員 |
取締役 代表執行役社長 最高経営責任者 指名委員 |
藤江 太郎 |
取締役 代表執行役副社長 Chief Innovation Officer (CIO) 研究開発統括 指名委員 |
取締役 代表執行役副社長 Chief Innovation Officer (CIO) 研究開発統括 |
白神 浩 |
取締役 執行役専務 コーポレート本部長 |
取締役 執行役専務 グローバルコーポレート本部長 コーポレートサービス本部長 |
佐々木 達哉 |
取締役 執行役常務 Chief Transformation Officer (CXO) |
Value Creation Advisory Board メンバー |
斉藤 剛※2 (新任) |
取締役 常勤監査委員 |
執行役 内部統制・監査委員会担当 |
松澤 巧 (新任) |
※2) | 斉藤剛氏は、経営プロフェッショナルとして30年以上、経営コンサルタント、アドバイザー、投資家、経営者、取締役、政府機関等の様々な立場で、事業価値・企業価値の創造と拡大を行ってきました。特に、複数のステークホルダーが存在し、利害関係が複雑な局面での変革と進化のマネジメントについての知見と経験が豊富です。当社においても、2022年4月から今日に至るまで、Value Creation Advisory Boardメンバーとして、執行への深い関与を重ねてきました。なお、同氏は、2023年4月1日付の当社の執行役として、2023年1月31日開催の取締役会において選任されています。 |
【6月下旬付】退任取締役
退任前の役職 | 氏名 |
取締役 指名委員会委員長 報酬委員 |
名和 高司 |
取締役 常勤監査委員 |
栃尾 雅也 |
参 考
【当社取締役(6月下旬以降)のスキルマトリックス】各取締役が保有するスキルを最大4つまで記載。保有する全てのスキルを表すものではありません。
マーケティング |
リスクマネジメント |
|||||||||
氏名 | ||||||||||
岩田 喜美枝 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||
中山 讓治 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
土岐 敦司 | 〇 | |||||||||
引頭 麻実 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||
八田 陽子 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||||
デイヴィス スコット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
藤江 太郎 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
白神 浩 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
佐々木 達哉 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
斉藤 剛 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
松澤 巧 | 〇 | 〇 | 〇 |
なお、取締役のスキルマトリックスに使用しているスキルの定義および選定理由は以下の通りです。
スキル | 定義 | 選定理由 |
経営戦略 | 事業に精通し、資本市場を意識した的確な戦略を監督・推進することで、持続的な成長を通じて企業価値の向上を実現するスキル | 食と健康の課題解決企業として、Ajinomoto Group Shared Value(ASV)経営の推進を通じて味の素グループの企業価値を飛躍的に高めることに必要なため |
グローバル | 多様な価値観や文化を踏まえて、グローバルに事業を展開するための的確な戦略を監督・推進するスキル | 事業領域のグローバルな持続的拡大に向けた、多様な価値観や文化への理解に基づく業務執行の適切な監督・推進に必要なため |
サステナビリティ | 持続可能な社会の実現に向けて、事業を通じて社会的課題を解決するための的確な戦略を監督・推進するスキル | 社会価値と経済価値を両立させるASV経営を通じて、「10億人の健康寿命の延伸」および「環境負荷の50%削減」を実現することに必要なため |
デジタル | IT・デジタル技術を駆使して、イノベーション、生産性の向上等に向けた的確な戦略を監督・推進するスキル | DXを通じて市場競争力・効率性・生産性を高め、企業価値を向上させながら「食と健康の課題解決企業」に変革することに必要なため |
研究開発・生産 | イノベーティブな研究開発と安全・安心な製品・サービスを絶えず追求していくための的確な戦略を監督・推進するスキル | 「アミノ酸の働き」の探求をベースとしたイノベーションによって、「10億人の健康寿命の延伸」および「環境負荷の50%削減」を実現することに必要なため |
セールス・ マーケティング |
重点事業の成長を加速させるためのブランド価値向上に向けた的確な戦略を監督・推進するスキル | 市場・生活者の価値観に合致したブランドマネジメントと、「スピードアップ×スケールアップ」による成長に必要なため |
財務・会計 | 財務・会計・税務の高度な専門性に基づき、的確な戦略を監督・推進するスキル | ASV経営による企業価値の最大化、成長投資と株主還元の両立を実現する戦略の立案・推進、および業務執行の適切な監督に必要なため |
人事・人財開発 | 多様な人財一人ひとりが能力を開発し、最大限に発揮するための的確な戦略を監督・推進するスキル | 全ての無形資産の価値を高める原動力となる人財資産を、個人と組織の共成長により強化し、ASV経営を進化させることに必要なため |
法務・リスク マネジメント |
法令順守・コーポレートガバナンス・リスク管理を通じた持続的な企業価値の向上を実現するための的確な戦略を監督・推進するスキル | Ajinomoto Group Policies(AGP)※3の浸透・実践を通じた持続的な企業価値の向上を実現し、ASV経営を安定的かつ着実に推進することに必要なため |
※3) | AGPは各国・地域のコンプライアンスや「21世紀の人類社会の課題」に関わる国際的なルール、そしてASV推進の観点で、味の素グループの事業活動に関わる基本的・普遍的な考え方とわれわれの行動規範を示したものです。 |