 ２０１７年１０月２０日
味の素株式会社（社長：西井孝明 本社：東京都中央区）は、２０１７年９月２９日付のプレスリリース「味の素グループ、国内調味料・加工食品生産体制を再編」で発表した内容に沿い、東海事業所内に調味料等の製造・包装工場を建設することを決定しましたのでお知らせします。
当社は２０１７-２０１９中期経営計画において、重点戦略として日本食品バリューチェーンの再編を掲げ、この方針の下、総額約４００億円の設備投資による日本食品生産体制の集約・再編を進めています。具体的施策の一つとして、当社の東海事業所内に調味料等の製造・包装一貫生産を行う工場を新設し、味の素パッケージング株式会社の関西工場の生産機能を集約します。工場の新設には約１５０億円を投資し、ＩＣＴ・自動化等先端技術の効果的な導入により２０２０年度に労働生産性を現状の約２倍に高め、世界トップレベルの生産を目指します。また品種切り替え性に優れた製造プロセスの導入により、フレキシブルな生産と、フードロス削減や原料・中間製品の在庫圧縮を実現します。これらの施策を通じて、２０２２年度以降、年間約２５億円ＥＢＩＴＤＡを改善する見通しです。
味の素グループは、“Eat Well，Live Well.”の実現に向け、今後もお客様に安心して召し上がっていただける製品を安定的にお届けできるよう、バリューチェーンの再編を通じて事業の持続成長を支え、生活者の健やかな食生活に貢献し続けます。
なお、本件が当社の２０１７年度業績に与える影響は軽微です。
＜新工場の概要＞
参 考
２０１７年９月２９日付プレスリリース
「味の素グループ、国内調味料・加工食品生産体制を再編」
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