2017年8月10日
![]() ![]() 「Blendy」3 in 1
コーヒー(左)とマサラチャイ(右)
味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)の関係会社であるインド味の素社(社長:御宿淳 本社:インド共和国タミル・ナド州カンチプラム県)は、「Blendy」3 in 1※1粉末飲料(コーヒー、マサラチャイ)を8月中旬より南インドのタミル・ナド州で販売開始し、インドの粉末飲料市場に新規参入します。なお、本件は味の素(株)が2016年11月1日に「Blendy」商標権取得※2後、初の海外展開となります。
![]() ![]() タミル・ナド州内のティーショップ
タミル・ナド州は一州で78百万人もの人口を有し、更に増加傾向にあります。加えて、2016年の州内総生産の伸び率も対前年12%(出典:Trading Economics 2016年)と高い水準であり、今後も成長が見込まれています。同州ではコーヒーと紅茶は日常的に飲用されている一方で、家庭で飲用するコーヒーはインスタントコーヒーを使用、紅茶は茶葉から淹れ、それぞれ熱いミルクや砂糖を加えるのが主流なため、生活者からもっと簡単に・手軽においしいコーヒー・紅茶を楽しみたい、というニーズがありますが、3 in 1タイプの粉末飲料市場はまだ顕在化していません。
このような市場環境を背景に、同社はタミル・ナド州において「Blendy」3 in 1粉末飲料を発売します。「キラナショップ」と呼ばれる小売店やスーパーマーケットでの販売を通じて、粉末飲料市場の確立とトップシェア獲得を目指します。また、今後は他の州への展開も検討していきます。
当社は粉末飲料事業を海外食品事業の将来の成長ドライバーと位置付けており、本件はタイやベトナム等に次いで8ヵ国目の事業展開となります。味の素グループが強みとする技術力・マーケティング力に加え、日本のコーヒー市場で親しまれている「Blendy」ブランドを海外にも展開していくことで、粉末飲料事業の成長を加速します。
当社は、2017-2019中期経営計画において、食品事業における地域ポートフォリオ強化を通じた確かな成長を重点戦略に掲げています。インドを含めた新興国においては既存品に加え、新製品の積極投入による事業拡大を目指しており、今後も各国・地域の食文化・食習慣に合ったカテゴリ展開を通じて、現地の豊かな食生活に貢献します。
<製品概要>
参 考
■インド味の素社の概要
※1インド・ルピー=1.73円(2017年7月末レート)
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