2017年1月23日
味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、当社独自のかつおだし研究により必須アミノ酸※1
"ヒスチジン"に疲労感軽減効果があることを発見し、ヒスチジン1650mgを配合※2した機能性表示食品「毎朝ヒスチジン」を、2017年1月27日(金)より自社通信販売チャネルにて全国発売します。
※1 体内でつくりだすことができないため、必ず食事から摂取する必要があるアミノ酸
※2 1日摂取目安量(22ml)あたり
国内における「抗疲労」を訴求する食品、医薬品の市場規模は6,500億円超(2016年当社調べ)で、肉体疲労の回復効果のある商品(栄養ドリンクやビタミン錠剤等)や即時的な疲労感回復を標榜する商品(エナジードリンク等)が市場の大部分を占めています。一方、日常生活で疲労を自覚する方の疲労感を軽減し、「頭が冴えない」、「注意力が低下する」といった疲労に伴う感覚を緩和し、<頭の疲れ>のケアをサポートする機能性表示商品はまだ存在していません。
当社は、長年にわたるアミノ酸研究を活かし、2005年発売の「グリナ®」(睡眠サポート)を皮切りに、「アミノエール®」(シニアの筋肉づくりサポート)などのアミノ酸サプリメントを販売しています。このたび、アミノ酸研究と食品分野で培ったかつおだし研究により、かつおだしに含まれる成分のうち、必須アミノ酸のひとつであるヒスチジンが疲労感の軽減や「頭が冴えない」、「注意力が低下する」といった疲労に伴う感覚の緩和等に有効であることを発見し(特許出願中)、これらのヒスチジンの機能を訴求する機能性表示食品として「毎朝ヒスチジン」を発売します。
「毎朝ヒスチジン」製品パッケージおよび機能性表示内容
当社は、独自素材・技術をベースに開発したスペシャリティを有する製品を通じて、日常生活で疲労感に悩む生活者のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上に貢献します。
2017年度の「毎朝ヒスチジン」の売上目標は200百万円(消費者購入ベース)です。
製品概要
①疲労感軽減アミノ酸“ヒスチジン”を1650mg配合(1日摂取目安量あたり)
機能性関与成分としてヒスチジンを1日摂取目安量あたり1650mg配合。ヒスチジンは日常生活で疲労を感じる人の疲労感を軽減し、「頭が冴えない」、「注意力が低下する」といった疲労に伴う感覚の緩和や単純な記憶と判断を必要とする作業の効率向上をサポートします。
②朝にぴったりのすっきり美味しいレモン味
すっきり美味しいレモン味で、朝の目覚めとシャキッと冴えた毎日をサポートします。
③糖類ゼロ、1日あたり12.8kcalで毎日続けやすい
カロリーにも配慮しているので、食生活を気にかけている方でも安心してお召し上がりいただけます。
参考
■機能性表示食品について
2015年4月に機能性表示制度が施行され、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに健康増進に資する機能性を表示することができるようになりました。事業者には「安全性の確保」(食経験や有害性の評価、品質管理体制、健康被害の情報収集体制の整備)、「科学的根拠の設定」(査読付き論文の臨床試験データやシステマティックレビューに基づく)、「適正な表示による消費者への情報提供」が求められます。また、機能性表示制度は食品表示法の「食品表示基準」で規定され、事前届出制となっています(販売60日前)。
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