2016年6月30日
![]() 葉面散布用液体肥料
「グルハート®プラス」 20kg(バッグインボックス) 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、曇天・低温時の植物の生育不良を改善する葉面散布用液体肥料「グルハート®」※を、グルタミン酸含有量を約3倍に増量(「グルハート®」比)し、「グルハート®プラス」として2016年7月1日より新発売します。
※うま味成分のグルタミン酸を豊富に含む発酵液を活用した葉面散布用液体肥料。 植物は、太陽光エネルギーを利用して二酸化炭素、窒素化合物、水からグルタミン酸を作り、それをもとにたんぱく質を構成する全てのアミノ酸を合成することができます。しかし、曇天や低温の時には、十分な量のアミノ酸を合成することができないため、生育に遅れが生じます。
当社では、うま味成分のグルタミン酸をサトウキビ、キャッサバ、トウモロコシなどの原料に微生物を用いた発酵法で生産しています。この過程でグルタミン酸やミネラルなどの栄養素を豊富に含む発酵液が生成されますが、当社はこの発酵液を原料にした葉面散布用液体肥料「グルハート®」を2014年から販売しています。グルタミン酸などのアミノ酸を含んだ肥料を土壌に投与すると、微生物による分解や土壌への吸着によりグルタミン酸が根から十分に吸収されません。そこで、当社は低分子のグルタミン酸を豊富に含んだ葉面散布剤とすることでグルタミン酸の吸収効率を高めました。その効果は本製品を利用したバレイショやタマネギ、キャベツ、ダイコン、ニンジンなどの露地栽培で実感されています。
今回発売する「グルハート®プラス」では、曇天や低温時などの植物の生育不良の更なる改善を目指し、現行品(「グルハート®」)比でグルタミン酸を約3倍に増量したほか、窒素、リン酸、カリウムを配合し、製品強化を図りました。これにより、収量の増加やバレイショやタマネギの大玉化に寄与するなどの効果が期待できます。
味の素グループは、世界一のアミノ酸のメーカーとして、アミノ酸製造の過程で生成される発酵液に独自の技術で価値を付与し、農作物の肥料として利用することにより、事業を通じて、ひと・生き物・地球の持続可能な未来づくりに貢献していきます。
![]() 1.製品概要:
<製品購入に関するお問い合わせ先>
味の素ヘルシーサプライ株式会社 03-3563-7580 参考
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