「PORKSAVOR®」
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の連結子会社であるフィリピン味の素社(フィリピン、マニラ首都圏)は、“それだけで味が決まる”豚エキス入り風味調味料「PORKSAVOR® (ポークサボール)」を2014年6月よりフィリピン全土で発売しました。本製品は、フィリピンの家庭料理で好まれる自然で濃厚な豚だしの香りと、香辛料、基礎調味料をバランス良く配合し、かつ、コレステロールゼロの風味調味料です。“それだけで味が決まる”という簡便性をアピールしています。
フィリピンは人口約1億人、GDP成長率は約6%で、今後も安定した経済成長が見込めます。また、2013年度の調味料市場は、2012年度比約10%(味の素社調べ)で伸長しており、継続的な拡大が見込めます。フィリピン味の素社は、毎日食卓にのぼるスープや炒め料理などを“それだけ”で簡単においしく調理することができる本製品の投入により、新たな調味料の領域を開拓し、さらなる顧客の獲得と調味料事業の拡大を図ります。
フィリピン味の素社の調査で、フィリピンの家庭料理では味付けに豚だしが好まれ、特にスープ料理には時間をかけた手作りのだしが使用されている一方、香辛料と基礎調味料を混合したオールインワンタイプの調味料へのニーズが高いことが分かりました。このことに注目し、今回、独自素材の活用により、本格感のある、豚エキス入り風味調味料「PORKSAVOR®」を開発しました。これは、独自技術で各国に合った「おいしさ」と「新しい価値」を生み出す“スペシャリティ(高付加価値)の創出”という当社の考え方に基づくものです。ブランド名「PORKSAVOR®」は、芳醇でおいしい豚の味・風味という意味の造語です。高品質な製品を手頃な価格で提供し、より多くのお客様においしさを届けます。
フィリピン味の素社では、テレビCMを活用し、本製品に込めた「豚の肉や骨からできた本物のおいしさ」と「お求めやすさ」を訴求しています。
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≪テレビCM≫ |
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フィリピンの代表的なスープ 「ポークニラガ」 |
湯に溶いただけでも、スープとして おいしいということを表したシーン |
春雨と肉野菜炒め |
フィリピン味の素社は1958年の設立後、うま味調味料「AJI−NO−MOTO®」を発売し、1コインで買える小袋サイズの製品を市場の小売商店を回訪しながら販売する独自の販売方法で事業基盤を構築しました。その後、炒め料理用の風味調味料「GINISA」、唐揚げメニュー用調味料「CRISPY FRY®」と、幅広くメニュー別の調味料を展開し、根強い固定顧客を獲得しています。
味の素グループでは、2014−2016年度中期経営計画において、フィリピンを「Five Stars(アセアン・ラテンアメリカのコア展開国)」のひとつとし、重要な成長ドライバーとして位置づけています。フィリピン味の素社では食品事業部門において、2020年度に2012年度比で3倍の売上げを目指し、飛躍的な成長加速を実現していきます。
味の素グループは、各国で現地の食文化・食習慣に合った、よりおいしく、高品質な製品の提供を通じて豊かな食生活に貢献する、確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニーを目指します。
<製品概要>
(1)製品名 |
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「PORKSAVOR®」 |
(2)特長 |
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豚の肉や骨から煮出したエキスをベースに、香辛料、基礎調味料をバランス良く配合した“それだけで味が決まる”風味調味料で、簡単に、おいしくスープや炒め料理が調理出来ます。また、本製品はコレステロールゼロです。 |
(3)容量/荷姿 |
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8g入り袋 |
(4)発売日 |
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2014年6月 |
<フィリピン味の素社(AJINOMOTO PHILIPPINES CORPORATION)概要>
(1)所在地 |
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11th Floor, V Corporate Centre, 125 LP Leviste St, Salcedo Village, Makati City, Philippines |
(2)会社設立 |
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1958年 |
(3)代 表 者 |
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社長 藤江 太郎(ふじえ たろう) |
(4)事業概要 |
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調味料の製造・販売 |
(5)主要ブランド |
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「AJI−NO−MOTO®」(うま味調味料)、「GINISA」(風味調味料)、 「CRISPY FRY®」(唐揚げメニュー用調味料) |
(6)ホームページ |
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http://ajinomoto.com.ph/default.aspx |
【参考】
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