![]() 2014年4月21日
※香粧品素材…化粧品やシャンプー、ボディソープなどのパーソナルケア製品の原料となる素材
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の子会社である、ラウタン味の素・ファイン・イングリーディエンツ社(PT Lautan Ajinomoto Fine Ingredients、以下LAFI社)は、本年3月よりアミノ酸を原料とするパーソナルケア製品用途の香粧品素材の生産工場を完工、本格稼働を開始し、このほど4月30日に竣工式を行います。これにより、味の素グループ全体の香粧品素材の供給能力を現状の1.3倍に拡大し、アジア地域を中心とする成長市場に向けたグローバル供給体制の確立を目指します。
![]() LAFI社 工場 パーソナルケア製品業界では、欧州を中心に環境に配慮し、人にやさしい植物由来のナチュラル原料を使用することがトレンドとなっており、アミノ酸を原料とする当社の香粧品素材への需要が増加しています。
香粧品素材のグローバル市場は約35兆円市場であり、年率5%程度の成長が見込まれています。この市場を牽引しているのはアジア市場とラテンアメリカ市場です。2020年には、これら2つがグローバル市場の約4割を占めるとみられています。(2013年 当社調べ)
当社グループでは現在、世界約50ヶ国、3,000社以上に香粧品素材を提供しており、海外向けの売上げが約50%を占めています。LAFI社の生産開始により、当社グループの香粧品の生産拠点は、国内2工場(川崎工場および東海工場)に加え、ブラジルのリメイラ工場(主に湿潤剤を製造)、LAFI社の4ヶ所となり、グローバルな体制のもと、アジア地域を中心とする成長市場に向けた香粧品素材の供給を行います。
なお、LAFI社で生産した香粧品素材の販売は、味の素グループが行い、インドネシア国内向けについてのみ、現地合弁相手であるPT Lautan Luas社(下記参照)が販売します。
味の素グループは、今後も独自のアミノ酸系香粧品素材によって、お客様の肌や髪の健康に貢献していきます。
参考資料
<PT Lautan Ajinomoto Fine Ingredients社概要>
<PT Lautan Luas社概要>(2012年実績)
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