![]() 2013年12月18日
味の素株式会社
東洋水産株式会社
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区、以下「味の素(株)」)と、東洋水産株式会社
(社長:小畑一雄 本社:東京都港区、以下「東洋水産(株)」)は、ナイジェリアおよびインドにおいて合弁による即席麺事業会社の設立について合意に達し、本日、基本合意書を取り交わしました。味の素(株)の販売基盤およびマーケティング力と、東洋水産(株)の即席麺に関する開発力および生産技術力を組み合せることにより、両社は対等なパートナーとして成長著しい新興国市場へのスピーディーな事業展開を実現します。 世界の即席麺市場は2012年度に1,000億食を超え、平均伸長率3%/年で堅調に推移しています。
中でも、中間層の購買力の高まりと人口増加※1を背景に、インド(市場44億食、平均伸長率22%/年)、 ナイジェリア(市場19億食、平均伸長率7%/年)などの新興国市場が大きく拡大し、今後も成長が期待されています。(出典:世界ラーメン協会)
味の素(株)は、世界26の国と地域に拠点を置き、食品、アミノ酸などを130以上の国・地域で販売して
おり、食品については「世界No.1調味料事業」を中核としたグローバル食品事業を目指しています。 ナイジェリアには1991年、インドには2003年に進出し、調味料事業の展開により事業基盤を構築してきました。事業ポテンシャルの高い両国でのトップライン(事業規模)の拡大を加速するために、即席麺事業の競争力を強化し、成長ドライバーの一つとして育成することを検討していました。 一方、東洋水産(株)は、1961年に即席麺事業に進出し、業界トップシェアの生麺や、冷凍麺の事業などを行う、麺類を中心とした総合食品メーカーです。国内即席麺事業は、「マルちゃん正麺」のヒットもあり、順調に売上を拡大しています。海外即席麺事業は、1972年に米国でスタートし、順調に拡大を続け、現在、同国で約6割、主要輸出先のメキシコでは8割を超える圧倒的シェアを獲得し、次なる市場進出を目指せる状況が
整いました。また、今後の海外事業のさらなる拡大のために成長市場への早期進出を検討してきました。 今回、ナイジェリアおよびインドにおいて即席麺事業を新たに展開するにあたり、味の素(株)は、
東洋水産(株)の即席麺に関する開発力および生産技術力と、競争市場で長年培ってきた知見により、同事業の競争力を強化することができます。一方、東洋水産(株)は、味の素(株)の販売基盤(拠点:ナイジェリア;ウェスト・アフリカン・シーズニング社、インド;インド味の素社)およびマーケティング力を活用し、成長市場へ 早期に進出することが可能となります。 両社は対等なパートナーとして、互いの強みを連携させることにより、成長著しい新興国市場への
スピーディーな事業展開を実現します。 <基本合意書概要>
以下内容の合弁会社を設立することを基本合意しました。
1.ナイジェリア
2.インド
<参考>
1.ナイジェリア(人口約1.7億人)
2.インド(人口約12.4億人)
<両社の概況>
味の素株式会社
東洋水産株式会社
報道関係の方向けお問い合わせ先はこちら
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
閉じる |