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味の素冷凍食品株式会社(社長:吉峯英虎 本社:東京都中央区)は、昨年のタイ国洪水被害により生産活動を停止していた、グループ会社のタイ味の素冷凍食品社(以下「AFT社」)の生産活動を2012年11月15日より再開しました。これにより、コンパクトで高生産性・高収益性を備えた生産体制を構築するとともに、将来の事業成長に向けた供給能力と増産スペースを確保しました。
AFT社は、1990年9月に設立され、日本向けの鶏肉加工冷凍食品や、餃子を中心とした欧州・アジア向け冷凍食品を生産していました。同社は、昨年10月に発生したタイ国洪水により10月7日以降生産活動を停止し、同社製品の代替生産はロブリ県にある主力工場のタイ味の素ベタグロ冷凍食品社(TAB社)、味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ社(ABS社)等で対応してきました。このたび、AFT社生産ラインの再構築工事が完了し、2012年11月15日より生産活動を再開しました。 これを機に、競争力視点から生産品目を23品目から、日本国内向け家庭用主力商品の「やわらか若鶏から揚げ(ボリュームパック)」と欧州・アジア向け「餃子」類の2品目に絞り、コンパクトで高生産性・高収益性を備えた生産体制を構築するとともに、将来の事業成長に向け供給能力と増産スペースを確保しました。なお、洪水被害の影響でタイ味の素ベタグロ冷凍食品社のみで「やわらか若鶏から揚げ(ボリュームパック)」の生産を行っていましたが、AFT社での生産を再開したことにより、一極生産リスクを解消しました。 <AFT社概要>
●タイ国の関連会社所在地 ●生産体制の推移 <TAB社概要>
<ABS社概要>
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