2012年7月27日
〜低炭素社会の実現に向けて〜
アミノ酸系商品など8品目について
カーボンフットプリント(CFP)値の認定取得
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、昨年9月の当社「飼料用リジン」に続いて、7月27日に、グルタミン酸ナトリウムをはじめとするアミノ酸系商品など8品目について、新たにカーボンフットプリント(CFP)値の認定を取得しました。これにより、当社の主要アミノ酸系商品など合計9品目のCFP値が確定しました。

 CFP値とは、第三者機関である社団法人 産業環境管理協会によって認定される、商品・サービスの「原材料の調達−生産−流通−使用・保管−廃棄・リサイクル」の製品のライフサイクルの全ての段階で排出される温室効果ガスの総量を二酸化炭素(CO)量に換算した数値です。

  

 現在日本において、CFP値が認定されている商品は約500品目ありますが、そのうちアミノ酸及び核酸商品でCFP値の認定を取得しているのはこれら9品目のみです。
 (CFP認定商品一覧は、右記URLにてご覧いただけます。http://www.cfp-japan.jp/info/index.php

CFP値認定取得によって期待される効果
1. 当社商品・事業全体の環境負荷の客観的な評価につなげることができます。
2. 現在味の素グループが推進しているゼロエミッション計画の一環としての低資源利用発酵生産等、省エネルギープロセスの開発の具体化推進に役立てることができます。
3. 食品会社や飼料会社など、当社のCFP値認定取得商品を原料として使用する企業が、自社商品の環境負荷について可視化する際の一助となります。

 当社では今後、環境に配慮している商品をお客様が選択する際の判断基準としていただけるよう、CFP値の認定を目指した取り組みを推進するとともに、CFP値の当社ホームページ等での公表や、商品パッケージへのCFP値表示を進めていきます。

 「環境への取り組み」サイト
 http://www.ajinomoto.co.jp/activity/kankyo/
 「味の素グループ版食品関連材料CO排出係数データベース」
 http://www.ajinomoto.co.jp/activity/kankyo/pdf/2010/lcco2.pdf

 

 1.商品のライフサイクルとCFP値の例 (社団法人 産業環境管理協会のホームページより)
 

 2.CFP値による環境負荷の比較例
 

社団法人 産業環境管理協会「CFPプログラム」
http://www.cfp-japan.jp/
経済産業省「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004492/index01.html
政府広報オンライン「身近なモノやサービスのCO排出量が分かる!カーボンフットプリント制度が始まりました」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201003/5.html

報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
 
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