2012年5月3日
日本で唯一の国立サッカー専用競技場“西が丘サッカー場”のネーミングライツ取得
「味の素フィールド西が丘」
より幅広いスポーツ振興支援を通じて、「グローバル健康貢献企業グループ」を目指す
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、国立スポーツ科学センターサッカー場(以下、「西が丘サッカー場」)のネーミングライツ取得について、独立行政法人日本スポーツ振興センター(理事長:
河野一郎、本部:東京都新宿区、以下「NAASH」)と基本合意に達し、このたび、契約を締結しました。新名称は「味の素フィールド西が丘」です。
 「味の素フィールド西が丘」は、「味の素スタジアム」(2003年〜)、「味の素ナショナルトレーニングセンター」(2009年〜)に続き、当社がネーミングライツを取得した3つ目のスポーツ施設となります。

 今回の契約締結は、昨年12月にNAASHが公募した「西が丘サッカー場」のネーミングライツパートナーに
当社が応募したことによるものです。新名称の決定にあたっては、1972年の設立以来、“日本で唯一の国立サッカー専用競技場”として、長年にわたりトップからジュニアまで幅広いサッカー競技者層に利用されるとともに、多くのサッカーファンや地元住民に親しまれてきた存在であることを考慮し、「西が丘」を残しました。

 当社はこれまで、スポーツ施設のネーミングライツ取得を通じて、単なるネーミングライツの活用に留まらない幅広い活動を展開してきました。例えば、「味の素ナショナルトレーニングセンター」では、公益財団法人日本オリンピック委員会と共同で、オリンピック日本代表選手団を食と栄養面からサポートする「ビクトリープロジェクト」を展開し、多面的な支援を行っています。

 今後、当社は、これまでの活動を通じて得た経験と、当社の保有する「食」と「アミノ酸」の技術やノウハウを最大限に活用し、「味の素フィールド西が丘」において日本のサッカー競技者のさらなる競技力向上に寄与します。また、そこから得られる知見を活かした日本のスポーツの振興支援を通じて、コーポレートスローガン「おいしさ、そして、いのちへ。」のもと、味の素グループのビジョンである「グローバル健康貢献企業グループ」を目指します。


1. 新 名 称  
       
2. 契約期間 2012年5月1日から5年間
       
3. 契約金額 5年間で7,500万円(消費税除く)
       
4. そ の 他 具体的な活動については、両者協議の下、決定。

 

■当社のネーミングライツ取得事例
 2003年〜 「味の素スタジアム」
         公共施設として日本で初めてネーミングライツを導入。
 2009年〜 「味の素ナショナルトレーニングセンター」
         国立施設として日本で初めてネーミングライツを導入。

○「ネーミングライツ」について
 ネーミングライツ(Naming rights)とは、スポーツ施設などの名称にスポンサー企業の社名やブランド名を付与するもので、いわゆる「命名権」と呼ばれる広告上の概念です。アメリカでは、1990年代に北米のプロスポーツ施設を中心に市場が急速に拡大し、現在では、プロスポーツ施設の建設・運営資金調達のための重要な手法の一つとして定着しています。日本では2003年3月に、(株)東京スタジアムが日本の公共施設としては初めてネーミングライツを導入し、「味の素スタジアム」となりました。その後、他の公共施設などで広まり、現在では、多くのスタジアムや文化施設などでネーミングライツを導入しています。

■「味の素フィールド西が丘」(国立スポーツ科学センターサッカー場)
 1972年、国立西が丘競技場として建設された施設の一つで、国際試合、天皇杯予選、全日本大学選手権、関東大学リーグ、全日本女子選手権、全国高校選手権や、地域の小学生のサッカー大会などの会場として、幅広く利用されています。通称「西が丘サッカー場」として、約40年間、多くの人に親しまれてきました。

(1) 設   立 1972年
(2) 所 在 地 東京都北区西が丘3丁目15−1
(3) 施設概要 ・建設面積 1,186.65m²(スタンド面積3,460m²)
・延べ面積 997.17m²
・芝生面積 10,614m²(サッカーコート105m x 68m)
・収容人員 7,258人
(4) そ の 他 ・年間利用日数 1日利用50日、時間利用29日
・利用頻度 月平均4〜5日
・年間観客動員数 約69,000人(入場者数)      ※2011年度実績

■味の素株式会社 概要
(1) 代  表  者 取締役社長 伊藤雅俊
(2) 本社所在地 東京都中央区京橋1−15−1
(3) 設     立 1925年12月17日(創業:1909年5月20日)
(4) 売  上  高 1兆2,076億円(2011年3月31日現在)
(5) 従 業 員 数 (単体)3,310名(2011年3月31日現在)
(6) 事 業 内 容 調味料、加工食品、アミノ酸、医薬品、化成品の製造・販売

■独立行政法人日本スポーツ振興センター 概要
(1) 代  表  者 理事長 河野一郎
(2) 本部所在地 東京都新宿区霞ヶ丘町10番1号
(3) 設     立 2003年10月
(1986年設立の日本体育・学校健康センターから独立行政法人に移行)
(4) 常勤職員数 341名(2011年4月1日現在)
(5) 業 務 内 容 ・国立競技場の運営及びスポーツの普及・振興に関する業務
・スポーツ科学・医学・情報研究業務
・味の素ナショナルトレーニングセンターの管理・運営業務
・登山に関する指導者養成及び調査研究業務
・スポーツ振興のための助成業務
・スポーツ振興投票等業務
・災害共済給付及び学校安全支援業務

報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
 
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