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味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、臨床検査会社の株式会社エスアールエル
(社長:小川眞史 本社:東京都立川市、以下 SRL社)と婦人科がん種(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)のリスクスクリーング検査※1を5月より開始します。 当社はSRL社と共同で、血中アミノ酸濃度バランスの変化を解析・指標化し健康状態や疾病リスクを明らかにする「アミノインデックス技術」を用いたがんのリスクスクリーニング検査サービスを、2011年4月より予防医療領域で展開してきました。現在、この検査サービスでは胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん[男性のみ]、 乳がん[女性のみ]の5種のリスクスクリーニングを行っています。このたび、婦人科がん種が加わり、1回の採血で合わせて6種のがんのリスクスクリーニング検査が可能になります(男性4種、女性5種)。 当社は昨年11月に、横浜市立大学附属病院産婦人科(神奈川県横浜市)の宮城悦子准教授、沼崎令子講師、平原史樹教授を中心としたグループと共同で、多施設における大規模試験を実施しました。その結果、3種の婦人科がん*の早期発見におけるこの検査法の有用性が検証されました。 (参照:人間ドック26(5):749−755(2012)、http://www.ajinomoto.co.jp/press/2011_11_01.html) 婦人科がん、特に子宮体がんと卵巣がんの患者数は少子化、晩婚化、食生活の変化などによりここ30年間で大幅に増加しています。また、これまで卵巣がんは早期発見が難しいとされてきました。 アミノインデックス®※2は1回の採血で簡便に検査を行えることから、がんのリスクスクリーニング検査によりこれらのがんの検診受診率の向上や早期発見、更には医療費の抑制につながる可能性も期待されます。 この事業において、SRL社は医療機関で採取された血液のサンプルを集荷、アミノ酸分析、検査結果の医療機関への返却を行い、当社はSRL社で分析されたアミノ酸データの解析を行い、がんに罹患している確率を算出します(参考資料3参照)。
![]() ![]() ■経緯
■健康人と婦人科がん患者の血中アミノ酸濃度バランスの比較 ![]() ■株式会社エスアールエル 概要
![]() ![]() ■5年生存率:治療後に5年間生存している割合 ![]() ■わが国の子宮頸がん検診の課題:各国の子宮頸がん検診の受診状況 ![]() ![]() ■アミノインデックス®事業スキーム ![]() |
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報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
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