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I.平成24年3月期第2四半期決算の概要
平成24年3月期第2四半期決算は減収増益
●営業利益は425億円(前年同期比102%)
(平成23年3月期第2四半期〔2010年4月〜9月〕の417億円以来の最高益)
●純利益は257億円(前年同期比145%)
(平成17年3月期第2四半期〔2004年4月〜9月〕の220億円以来の最高益)
第2四半期末の配当金は1株当たり8円とし、年間16円を予定
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の平成24年3月期第2四半期決算は、以下の 通りです。連結業績では売上高は6,041億円(前年同期比98%)、同営業利益は425億円(同102%)、 経常利益は441億円(同104%)、当期純利益は257億円(同145%)の減収増益となりました。 (単位:億円)
![]() ※億円未満切捨て( )内は前年同期実績
連結業績セグメント別概況
※億円未満切捨て(単位:億円)
![]() 食品業界では、穏やかなデフレの市況の中、食品原料の価格は上昇しており、厳しい環境が続きました。 このような状況の中、当第2四半期連結決算の売上高は、前年同期を116億円下回る6,041億円(98%)となりましたが、営業利益は8億円上回る425億円(102%)、経常利益は19億円上回る441億円(104%)、 純利益は80億円上回る257億円(145%)となりました。 国内食品事業の売上高は、震災の影響もあり、前年同期を31億円下回る2,215億円(98%)、営業利益は、販売費の減少等により前年同期を大幅に、37億円上回る183億円(125%)となりました。家庭用冷凍食品は、震災後の内食化傾向による需要拡大で堅調に推移しました。 海外食品事業の売上高は、為替の影響もあり前年同期を3億円下回る1,149億円(99%)、営業利益は、 為替の影響および原料価格の高騰もあり、前年同期を35億円下回る115億円(76%)となりました。調味料では、アジアの「味の素®」や家庭用風味調味料が順調に推移、南米の家庭用風味調味料が順調に売上げを伸ばしたことに加え、西アフリカ諸国における家庭用「味の素」の売上げが前年同期を大きく上回りました。加工用うま味調味料では、国内は震災の影響を受け、食品加工業向け「味の素」、核酸ともに販売数量、売上げが前年同期を下回りました。海外では、食品加工業向け「味の素」は販売数量が減少し、売上げは前年同期を下回り、核酸は、競合会社の増産等の影響を受けて販売数量が減少し、売上げは前年同期を大きく下回りました。 バイオ・ファイン事業の売上高は前年同期を16億円下回る986億円(98%)、営業利益は前年同期を2億円下回る63億円(96%)となりました。飼料用アミノ酸事業では、リジンの販売数量が増加し、販売価格が堅調に推移したため増収となりました。 医薬事業では、自社販売製品の売上げは、震災による供給制限のあった製品の販売数量が減少したことに加え、主力品の売上げが伸び悩んだため、前年同期を下回りましたが、ロイヤルティ収入が増加したため、全体として売上げは前年同期並みとなりました。営業利益は、ロイヤルティ収入の増加やコストダウン等により、前年同期を上回りました。 II.平成24年3月期通期連結業績予想の修正について
最近の業績の動向等を踏まえ、平成23年5月9日に公表した平成24年3月期(平成23年4月1日〜 平成24年3月31日)の通期連結業績予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせします。 記
1.通期連結業績予想数値の修正(平成23年4月1日〜平成24年3月31日) 単位:百万円
![]() 2.修正の理由
以上
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