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味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区、以下、味の素社)は、これまでアミノ酸・インダストリアル事業が主であった欧州における食品事業強化に向け、事業体制を再編します。再編の内容は以下の通りです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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当社では、欧州アフリカ地域のアミノ酸等も含めた全事業の売上高885億円(2011年3月期)を今後3年間で1,000億円超とすることを目指します。 1.背景と目的 当社は、2011−13年中期経営計画において、確かなグローバルカンパニーとなるため、海外食品事業の強化・伸長を基本方針として掲げています。今回の再編は、食のグローバル化、健康意識の高まりともに中華・和食などのアジア系エスニック外食市場が伸長している欧州において、コンシューマー食品事業を強化するための施策です。 これまで欧州での食品事業は、AFEが主にインダストリアル事業(加工用)を、ACPEが西欧の コンシューマー事業(外食用、家庭用)を、APOがポーランドにおけるコンシューマー事業(即席麺製造販売)を行っていました。 この度の再編では、AFEがインダストリアル事業とコンシューマー事業を一括して事業運営を行います。 現地向け商品の開発部署をAFEに新設して開発体制を強化します。また、欧州の中華エスニック最大市場である英国にAFEのロンドン支店を設立して販売体制の強化を図ります。APOはAFEの子会社として、東欧市場でのコンシューマー事業、および西欧市場向け粉末混合系調味料と即席麺の供給基地の役割を担います。 これにより機動的な意思決定と効率的な事業運営を実現し、顧客ニーズに対応したきめ細やかな“現地密着型営業”により成長する中華・和食をはじめとするアジア系エスニック外食市場への取組みを強化し、欧州における食品事業の伸長を加速します。将来的には、イスタンブール味の素食品販売社などとの連携により東欧、トルコ、中央アジアの市場開拓も推進していく計画です。
4.今後の予定 7月 欧州味の素食品社(AFE)が欧州味の素コンシューマープロダクツ社(ACPE)を吸収合併 欧州味の素食品社 ロンドン支店設立 9月 ポーランド味の素社(APO)を欧州味の素食品社の子会社化 ●欧州における食品事業体制図 ![]() ![]() ●再編後のAFEのコンシューマー事業の販売地域: イギリス、アイルランド、フランス、スペイン、ポルトガル、デンマーク、ドイツ、オランダ、 ベルギー、ルクセンブルク、スイス、イタリア、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、 ハンガリー、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニア ![]() |
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