2011年5月9日
減損処理に伴う特別損失の計上に関するお知らせ
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、平成23年3月期決算において、下記の通り減損損失を特別損失に計上しましたのでお知らせします。
 
 
減損処理に伴う特別損失の計上及びその内容
 
  (1)   当社は、佐賀県佐賀市にある甘味料事業およびアミノ酸事業が使用する共用設備について、16億円を減損処理し、特別損失に計上します。当該設備の稼働状況が著しく低くなっており、今後も回復が見込めておりません。また現時点で将来にわたる回収可能性が低いため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを4.4%で割り引いて算定しております。
 
  (2)   当社のブラジルの連結子会社において、飼料用アミノ酸製造設備について、62億円を減損処理し、特別損失に計上します。レアル高による輸出採算の悪化や当初計画より原燃料価格が高騰したことなどにより、継続して赤字となっており、また現時点で将来にわたる回収可能性が低いため、帳簿価額を回収可能価額まで減額します。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを12.7%で割り引いて算定しております。
 
以上

報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
 
閉じる