2011年5月9日
平成23年3月期連結決算は増収増益
●当期営業利益は693億円 (前年同期比108%)
●当期純利益は304億円 (前年同期比182%)
当期の配当金は平成22年3月期と同額の1株当たり年間16円を予定
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の平成23年3月期連結決算は以下の通りです。
 
 

【売上高】 (  )内は前期比
 売上高は前期を368億円上回り、1兆2,076億円となりました。地域別では、日本が、提携事業のコーヒーの売上が順調であったこと等により、8,308億円(102.3%)と増収であり、海外でも海外調味料を中心に、円高による為替のマイナス影響を受けながらも販売を伸ばし、3,768億円(105.2%)と増収になりました。海外の地域別では、アジア、米州および欧州でそれぞれ1,748億円(109.4%)、1,135億円(107.7%)および884億円(95.0%)となりました。
【営業利益】
 営業利益は前期を53億円上回り、693億円(108.3%)となりました。地域別では、日本で325億円
(110.8%)、海外で471億円(110.4%)となりました(調整額マイナス102億円)。日本において、医薬事業は薬価改定の影響や研究開発費の増加などにより前期を下回りましたが、冷凍食品、飲料等の貢献により国内食品事業は順調に推移したことや、化成品を中心にバイオ・ファイン事業が前期に比べて改善したこと、また健康ケア事業においては、前年度に発生した「アミノバイタル®」自主回収や一部原料の評価減の反動等から採算が改善し、全体として増益となりました。海外においては、飼料用アミノ酸、海外加工食品を中心に全体として、増益となりました。海外の地域別では、アジア、米州および欧州でそれぞれ263億円(100.8%)、103億円(121.9%)および104億円(129.6%)となりました。
【当期純利益】
 当期純利益は前期を137億円上回り、304億円(182.6%)となりました。1株当たり当期純利益は43円56銭<前期は23円85銭>となりました。
【平成24年3月期の連結業績予想】
 売上高1兆2,450億円、営業利益691億円、経常利益690億円、当期純利益370億円を見込んでおります。通期の為替レートは1ドル=85.0円で設定しております。
 なお平成23年3月期の配当金は、当期と同額の1株当たり年間16円<うち中間配当金8円>を予定しております。

報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
 
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