2010年8月30日
〜グローバル健康貢献企業グループとして社会に貢献〜
味の素グループ「食と健康」国際協力支援プログラム
9月1日(水)より2011年度支援開始プロジェクトの公募実施
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、2010年9月1日(水)より、味の素グループ「食と健康」国際協力支援プログラムの2011年度支援開始プロジェクトの公募を実施します。支援プロジェクトは主に日本のNGOなどから公募し、有識者による審査、当社従業員による視察を経て決定されます。
2011年度支援開始プロジェクトについては、アジア・南米の11ヶ国を対象に、最長3年間、
総額3,000万円の支援を行います。


 当社は2009年、創業100周年を迎えました。創業当時と比べて、世界の食生活は大きく変わり、豊かになった一方で、約10億人の人々が飢えや栄養不足に苦しんでいます。味の素グループは「グローバル健康貢献企業グループ」として、‘食’や‘栄養’に関わる社会課題解決に貢献していくために、事業を通じた貢献にとどまらず、様々な活動を社会と連携しながら取り組んでいくことが大切であると考えています。

 本支援プログラムでは、国連ミレニアム開発目標(MDGs)※1への貢献を視野に入れ、開発途上国の人々の栄養改善を目的に、NGO/NPO、大学などが実施する国際協力支援プロジェクトへの助成を行っています。住民の方々に栄養の大切さを知ってもらい、その地域の食材や調理方法を生かして、健康で豊かな食生活を持続していただくための取り組みです。1999年以降、世界12ヶ国・44プロジェクト(支援総額
約1億5,000万円)を通して、約7万人の人々の生活の質の向上に貢献してきました。

 本支援プログラムは、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)、財団法人国際協力推進協会(APIC)、国連食糧農業機関(FAO)日本事務所、社団法人日本栄養士会、日本国際保健医療学会の後援を受けて実施しています。
※1) 国連ミレニアム開発目標:
2000年の国連ミレニアム・サミットにおいて、21世紀の国際社会の方向性として採択された「平和と安全」「開発と貧困」「環境」など8つの課題に関する開発目標。2015年の達成期限と具体的な数値目標を定め、開発途上国・先進国の政府、国際機関、市民団体、民間企業、学会、そして地球上に住む人々すべてを参加者とする取り組み。
   
※2) AIN(Ajinomoto International Cooperation Network for Nutrition and Health[味の素「食と健康」国際協力ネットワーク] ):
1999年、味の素グループの社会貢献活動の内、「食・栄養・保健分野における国際協力」の推進組織として、国内外で活躍する専門家やNGO関係者等を中心に設立。(代表:足立己幸 女子栄養大学名誉教授、NPO法人食生態学実践フォーラム理事長)

味の素グループ社会貢献活動の詳細情報はこちら⇒ http://www.ajinomoto.co.jp/activity/csr

【参考資料】
■2010年度支援プロジェクト:8ヶ国11プロジェクトを支援

■味の素グループの社会貢献活動(「食・栄養改善」関連活動)


報道関係の方向けお問い合わせ先 : pr_info@ajinomoto.com

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