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味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区、以下、味の素(株))は、本日開催の取締役会において、医薬事業を分社化した上で、営業・マーケティングを担当する味の素ファルマ株式会社(社長:豊田友康 本社:東京都中央区)と、生産・物流を担当する味の素メディカ株式会社(社長:佐藤文正 本社:東京都中央区)の2社と統合して、2010年4月1日に「味の素製薬株式会社」を発足させることを決定しました。
これにより新会社では、研究開発、生産、販売まで一貫した事業展開を行っていきます。5年以内に医薬事業において、売上高1,000億円、営業利益率20%を目指します。 【新会社発足の目的】 味の素グループは「うま味」の発見を出発点に、バイオ、アミノ酸技術をベースとする研究開発力を成長の源泉として食品、アミノ酸、医薬・健康分野において独自の価値を創出し続ける「グローバル健康貢献企業グループ」を目指しており、今回の医薬新会社発足もその一環として行なうものです。グループの研究開発の成果を活かした「味の素グループならではの薬づくり」をより一層進めてまいります。 【味の素グループの医薬事業の位置づけ】 味の素グループの医薬事業は、アミノ酸の応用からスタートした輸液や医療用食品といった臨床栄養を基盤に、消化器疾患領域と代謝性疾患領域に特化し、他社にはないユニークな製品を提供しています。 2005年4月からは3社運営体制を始め、味の素(株)が医薬事業における経営戦略・開発戦略・信頼性保証・研究開発機能を、味の素ファルマ(株)が営業・マーケティング機能を、味の素メディカ(株)が生産・物流機能を 各々担う体制に編成し、研究開発力・営業力の強化、高品質の追求、コスト競争力の強化に努めてきました。 激変する医薬品業界の環境を踏まえ、医薬分野の研究開発・生産・販売をひとつの法人として一体化することで、迅速化・効率化された競争力ある事業運営を行い、味の素グループの発展を支える医薬事業の成長戦略を実現するとともに、一人ひとりの健康とよりよい生活に貢献し、患者様、医療従事者の皆様から信頼と安心を得られる存在を目指します。 《新会社概要(予定)》
<参考資料> 味の素グループ医薬事業3社の概要(2009年6月30日現在) ![]()
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