
味の素株式会社(社長:江頭邦雄 本社:東京都中央区)のタイ国現地法人、タイ味の素株式会社(社長:
三本侃治 本社:バンコク市)は、アジアNo.1の食品ビジネスを目指し当社最大級の食品工場であるノンケー工場を、本日竣工しました。これにより、タイにおける連結対象拠点は13法人、12工場となります。
タイの風味調味料市場は前年比110%で伸張しており、当社の、風味調味料
ROS DEEはシェア6割を誇っています。今回この市場伸張に応えるべくノンケー工場を建設し、
ROS DEEの生産体制を拡大します。投資額は約13億バーツ(約35億円)、年間生産能力約34,000トンを有する食品工場で、当工場は今後タイにおける食品ビジネスの中核としての機能を担います。
ノンケー工場は、品質、安全、スピード、環境、コストの5つをキーワードとして運営します。品質面ではHACCP、GMPの基準に合わせ、当社社内
ASQUA※の対応を徹底するとともに、環境や労働安全衛生にも配慮し(ISO9001、ISO14001、OHSAS18001の統合ISO認証取得予定)、お客様の嗜好に合った安心で安全な製品をご提供します。また、見せる工場を目指し年間1万人の工場見学者を受け入れられるようPR機能を充実させています。


※味の素品質保証システムASQUA(Ajinomoto System of Quality Assurance)
ASQUAは、原料から製造、販売までのトレーサビリティを含めたトータルな“安全・安心品質”実現のために導入されたシステムで、国際標準化機構(ISO)品質マネジメントシステムISO9001を基本骨格に、「食の安全性」を保証する管理方式のHACCPと当社グループ独自の品質基準を加えてシステム化したものです。
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