味の素株式会社(社長:江頭邦雄 本社:東京都中央区)は医薬事業の生産および物流機能の統合を2005年4月1日に行います。グループ会社の味の素ファルマ(株)の生産・物流部門を清水製薬(株)に統合し、品質、技術、スピード、コストにおいて競争力ある生産・物流体制を構築します。また、同日付で清水製薬(株)を味の素メディカ株式会社と社名変更します。 さらに、当社は2005年4月の改正薬事法施行に伴い、生産機能の全面的なアウトソーシングが可能となることを機に、ブランドの統一と品質保証の一元管理を図るため、味の素ファルマ(株)と清水製薬(株)の製造承認や知的財産等を同日付で承継します。 新会社は現 清水製薬(株)清水工場(静岡県静岡市)と大井川工場(静岡県志太郡)および清水配送センターに、味の素ファルマ(株)から承継する埼玉工場(埼玉県比企郡)と福島工場(福島県白河市)および2物流センター(東日本・西日本)を加え、4工場、3物流センターからなる医薬品製造会社となります。味の素医薬カンパニーは、この統合により生産計画、原材料購買、製造、在庫管理、配送のサプライチェーンマネジメントを一元管理し、購買・物流費のコストダウン、在庫削減等を進めることにより、製造費用の削減効果を期待しています。 2005年4月1日以降の医薬事業体制として味の素(株)は医薬事業における経営戦略、事業戦略、信頼性保証、研究開発機能を、味の素メディカ(株)は生産、物流機能を、味の素ファルマ(株)は営業・マーケティング機能を担うことになり、機能別に専任特化した3法人でより効率化した事業展開を図ります。 今後とも味の素株式会社医薬カンパニーは味の素だからできる薬づくりを通して世界の人々の健康とよりよい生活に貢献します。 ![]() ![]() ![]() 戻る |
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