味の素株式会社(社長:江頭邦雄、本社:東京都中央区)は「味の素グループ 社会・環境報告書2004」を発行し11月より配布します。本報告書では、当社グループを取り巻く様々なステークホルダーに対するCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)への取り組みと、国内外味の素グループの「味の素グループ・ゼロエミッション」を中心とした環境保全の実績を報告しています。 本報告書の第1章「社会のなかで」では、経済的側面、社会的側面において、主なステークホルダーであるお客様、取引先様、株主・投資家様、地域社会の皆様、 従業員に対する様々な取り組み内容についてステークホルダー別に報告し、読みやすさ、わかりやすさの確保に努めました。(具体事例別紙) 第2章「地球環境のために」においては、「味の素グループ・ゼロエミッション」※1の考えにもとづく具体的な達成目標や環境負荷削減活動を報告しています。当社グループは生産効率の向上や廃棄物・副生物の資源化に取り組み、2003年度の資源化率は96.3%(前年比1.4ポイント増)となり、目標の99%に近づいてきました。また環境マネジメントにおける基本ツールとしてISO14001認証取得を進め、2004年7月時点で味の素(株)国内全拠点23ヶ所、国内外グループ会社26ヶ所の計49ヶ所で取得しました。さらに2004年度末までに国内外主要事業所114ヶ所中60ヶ所、2005年度末までに国内外主要事業所全てで取得する目標を立てています。 本報告書発行後は、12月〜来春にかけて、「社会・環境報告書」を読む会やステークホルダー・ダイアローグを予定しています。味の素グループの社会・環境活動に対するご意見をできるだけ多くのステークホルダーの皆様より頂戴し、「食と健康」に深くかかわる味の素グループならではのCSRとは何か、十分に整理し、明確にしていきたいと考えています。 味の素グループは今後も継続して、「食品・アミノ酸系の、日本から出発した世界企業」をめざし、地球社会全体への責任を"Ajinomoto Way"で果たしていきます。 ※1:「味の素グループ・ゼロエミッション」 味の素グループ独自の統一自主基準により、全ての事業活動から発生する各種の環境負荷の極小化をめざす活動 お客様の声を読み込む会議「食の探検隊」チヂミ作りに挑戦さとうきび畑に液肥を散布(タイ)
<参考>
【「味の素グループ 社会・環境報告書2004」概略】 体裁 A4版 80ページ 森林認証紙にNon VOC大豆インクを使用し、有害廃液を出さない水なし印刷方式で印刷 *表紙のみ、バガス(さとうきびの繊維)紙を使用 WEB版 当社ホームページに報告書全文PDFファイルを掲載(英文版は2004年12月掲載予定) 【編集上の特徴】
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