2004年3月31日


味の素グループ内部環境監査員を500名に増員
国内で2004年度中を目標

味の素グループはグループ全体の環境活動のレベル向上をめざして、独自の養成講座を通して「内部環境監査員」を育成し、2004年中にその数を500名に増員します。

養成講座ではISO14001規格の解説や、それを基本とした味の素環境マネジメントシステム※についての講義のほか、ISO14001規格適合性の事例討議や内部環境監査のロールプレイングなどの演習を行います。修了証を授与された者を内部環境監査員と認定し、監査員はそれぞれの組織の環境マネジメントシステムが有効に機能しているかどうかを確認し、職場の環境パフォーマンスを継続的に改善していきます。
 ※味の素の環境マネジメントシステムは国際規格であるISO14001を骨格として、PDCA(Plan・Do・Check・Act)サイクルで運用しています。内部環境監査員は監査(CHECK)を行い、その結果を改善につなげます。




 内部環境監査員はISOにおけるシステムの継続的改善のキーマンです。味の素グループは品質のISO9001、環境のISO14001の認証取得を計画的に進めております。品質や環境という切り口を通して部署間における問題点、改善点を発見し、これからも継続的な改善を行っていきます。
 
<味の素グループ国内対象企業の環境ISO認証取得状況(2003年12月末現在)>

 
取得対象62サイト※中、32サイト※取得済み



2006年3月までに製造、包装、物流、エンジニアリングを事業内容とする全連結子会社は原則として会社全域範囲で認証取得予定



サイト:環境ISOの認証は、企業が事業活動を行っている事業場単位で申請して認証を受けることになっている。即ち、企業単位ではなく、事業を行っている事業場単位(サイト)でのカウントとなる。