2004年3月25日


味の素 新「エコインデックス」策定
地球と人に配慮した容器・包装への取組みをさらに推進

 味の素株式会社(社長:江頭邦雄 本社:東京都中央区)は新しいエコインデックスを2004年2月に策定し、地球にそして人に配慮した容器・包装への取組みを更に推進しています。新エコインデックスの特長は、第一に地球環境に配慮すべき評価項目について下記6テーマを踏まえて体系化したこと、第二に生活者への配慮(使い易さ)=ユニバーサルデザイン視点も考慮する評価項目を追加したことです。
 当社では1991年に新商品開発時や商品改訂時に行う「開発商品品質アセスメント」の1つとして、独自の「容器・包装エコインデックス」を策定以来、10年以上にわたり改定を重ねながら環境対応面の評価を行ってきました。今回のエコインデックス改定は2003年10月に「ECOデザイン開発部会」を立ち上げ、容器・包装への環境配慮を推進するプロジェクトを発足させたことによるものです。

 <旧「容器・包装エコインデックス」を使用して発売した商品例(このような取組みを更に進めます)>

 当社は「味の素グループ・ゼロエミッション」計画を策定し、事業活動に伴うあらゆる環境負荷の極小化に取り組んでおり、容器・包装においても環境への配慮を推進しています。ECOデザイン開発部会は全社環境会議(議長:副社長 鈴木武)の下部組織として発足し、メンバーは事業部門、コーポレート部門(環境経営推進部、購買部、広告部、広報部、生産技術開発センター)で構成されています。「地球環境ならびに生活者に配慮した製品設計の指針策定とその運用の定着」を目的に活動しており、具体的テーマは以下6項目です。

(1)
環境負荷の少ない原材料の選択
(2)
省資源化の推進
(3)
リサイクル及び廃棄時の適正考慮
(4)
LC(ライフサイクル)視点におけるCO発生量考慮
(5)
エコ・デザインの提案
(6)
他社との製品優位性の追求

 今後はこのECOデザイン開発部会の活動を通して、地球にそして人に配慮した容器・包装への取組みを更に推進していきます。