2003年12月3日

西日本エリアの情報発信基地として
「味の素グループ大阪ビル」スタート
「食のライブラリー」「プラザホール」等 消費者向けの情報発信も充実

 味の素株式会社(社長:江頭邦雄、本社:東京都中央区)は、グループ経営のより一層の推進を図る観点から、「味の素グループ大阪ビル」を竣工し、11月25日より業務開始いたしました。

 このビルには、味の素グループ8社及びメルシャン社が入居し、西日本エリアの中心として、グループ間の連携をより強化し、エリアマーケティングを推進していきます。また、地域社会との共生の観点から、「食のライブラリー」、「プラザホール」等を併設し、お客様に対してさまざまな情報発信を行っていきます。

 「味の素グループ大阪ビル」の特長
1.味の素グループ企業の西日本におけるビジネス拠点
   
味の素グループ8社及びメルシャン社が入居し、グループ経営のより一層の推進を図ると共に、
グループ総合力の発揮により従来以上にお客様へのサービス向上を目指します。

2.お客様に対しての情報機能を有する「情報発信基地」
   
1)食のライブラリー

関西有数の食に関する専門図書館
15,000冊の図書の所蔵を予定(開館時10,000冊)

2)プラザホール

消費者、お得意先向け料理教室、調理実習等の実施

3.外食・加工ユーザーへのメニュー、商品提案機能
   
1)テストキッチン

プロの調理人の皆様に対し、メニュープレゼンテーションが
できる本格的厨房設備

2)アプリケーション試作室

加工ユーザー向け商品試作機能

4.地球環境保全への配慮
   
1)氷蓄熱空調

夜間に空調機を停止、深夜電力による蓄熱を行い、
翌日の冷熱源として利用

2)雨水再利用

雨水の一部を建物の地下に貯留し、屋外の樹木等への
散水、トイレの洗浄として再利用

3)自然換気

自然の風を利用した換気。風力によらず一定の風量を得、
外部の音、ほこりを抑えます。

5.首都圏大規模被災時における緊急対策本部機能
   
阪神大震災クラスの地震にも対応できる、14基の免震ピットの上に建物がのっている
免震構造(中之島の中央公会堂と同様)。
首都圏大規模災害が発生し、東京本社が機能発揮できない事態に陥った場合には、復旧の
陣頭指揮を執る緊急対策本部機能を果たします。


「味の素グループ 大阪ビル」概要
   
所在地

大阪市北区中之島6丁目2番57号

事務所棟

地下に免震構造をもつ地上12階、延べ面積約1万m2
入居総従業員数 約400名

駐車場棟

地上6階地下1階 約230台が駐車可能

入居会社

味の素(株)、味の素冷凍食品(株)、味の素ゼネラルフーヅ(株)、日本ケロッグ(株)、
メルシャン(株)、味の素ファルマ(株)、(株)味の素タカラコーポレーション、
(株)味の素コミュニケーションズ、味の素システムテクノ(株)    計9社


 
 
以 上