2002年10月 |
医薬品会社の買収の件 ●医薬事業が1,000億円の事業規模へ!! |
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1.内容 | ||||||||||||||||||||||||
当社グループは、現在02/04 三カ年計画に取り組み「世界の人々に信頼される個性ある企業」を目指しています。その中で、医薬事業はひとつのカンパニーと位置付け、その事業をさらに拡大、強化すべく戦略を展開しています。 医薬カンパニーでは、これまで、当社で培ってきたアミノ酸に関する様々な知見を生かして「アミノ酸からの創薬」を掲げ、グローバルニッシェ(グローバルのニッシェ領域の新薬)とストロングニッシェ(国内の輸液・臨床栄養医薬品)を大きな推進力として事業を展開しています。 さらに、研究開発の重点分野を(1)輸液・臨床栄養医薬品、(2)特に肝疾患、炎症性腸疾患を中心とした消化器、(3)糖尿病を中心とした生活習慣病、の3分野に特化し、特徴ある医薬品の研究開発、生産、販売に取り組んでいます。 事業の柱の一つであるストロングニッシェの分野では、現在のアベンティスファーマ株式会社から輸液・栄養医薬品事業を買収し、1999年12月に 味の素ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、社長:中村昌旦)を設立し、「トータル・ニュートリション・ケア」を支援する日本初の企業として今日まで順調に事業を拡大してきました。 味の素ファルマ(株)は、「栄養と医療をつなぐ」栄養製剤のリーディングメーカーとして輸液・肝疾患・クローン病を重点分野とし、患者さんのQOL(Quality of Life)の向上に取り組んでおり、最重点領域の輸液に関して高カロリー輸液(「ピーエヌツイン」等)のシェアを着実に高めてきました。 そして、このほど当社は、輸液・臨床栄養医薬品に関する事業のさらなる拡大を目指し、今回の買収に至りました。これにより、味の素ファルマ(株)は、電解質輸液、透析剤、等の品揃えを手に入れることになり、医療現場で一層、重要性が高まっている患者さんのための「栄養マネジメント」つまり「トータル・ニュートリション・ケア」の支援を今まで以上に、強力に推進できるものと確信しています。 具体的には、清水製薬(株)の主力製品は現在、武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:武田國男)が、販売(物流、商流)を行っていますが、2003年4月1日より、清水製薬(株)の自販品も含めて、全面的に味の素ファルマ㈱に引き継ぐことが決定されています。 今後、清水製薬(株)の販売マーケティング機能、研究開発機能の評価を行い、近い将来に、効果的・効率的な体制を構築していきます。 ただし、生産に関してはその優れた機能を評価し、当面は味の素グループの中でも生産機能の重要な部分を担う会社として、その会社名も含めて存続を予定しております。 |
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2.スケジュール | ||||||||||||||||||||||||
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3.清水製薬株式会社概要 | ||||||||||||||||||||||||
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4.シミズメディカル株式会社概要 | ||||||||||||||||||||||||
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以上 |
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