2002年5月

第124期(平成14年3月期)決算について

味の素株式会社の第124期(平成14年3月期)の決算は、下記の通りであります。


連結実績 前年比 単体実績 前年比
  売上高 9,435     104%     6,322     102%    
  営業利益 490     130%     142     106%    
  経常利益 562     127%     269     96%    
  当期純利益 314     174    
  ROE 8.5%    


(単位:億円)
  連結業績では売上高、経常利益、当期純利益ともに過去最高を達成し、売上高で3期連続の増収、経常利益、営業利益についても3期連続増益となりました。この数値は、99/01 三カ年計画の最終年度の目標数値に対し、売上高では未達ながら、当期純利益、ROEは目標を達成することができました。単体業績では、売上高、当期純利益について過去最高の数値となりました。

  売上高は前年同期に対し、食品事業で142億円、ファイン事業で272億円増加となる一方、サービス等のその他の事業につきましては、持分の売却による子会社の減少等もあり、64億円の減少となりましたが、最終では350億円の増収となりました。
営業利益は前年同期に対し、国内の食品事業が、円安、デフレの進行、あるいはBSEといった要因が影響し、前年を下回りましたが、海外食品事業の堅調な伸びと、ファイン事業の飼料用アミノ酸、医薬品、「アミノバイタル」、化成品等が好調に伸長したことで、112億円の増益となりました。

  また、利益増加、運転資金の増加抑制等、継続的に有利子負債の削減につとめ、今年度末の有利子負債残高は1,548億円で、前年度末に対し約175億円の減少になりました。

  なお連結範囲は、連結子会社90社(前年同期比、新規2社除外2社で同数)、持分法適用会社29社(前年同期比2社減少)で合計119社(前年同期比2社減少)となり、親会社を含め120社になります。


  平成15年3月期の業績予想につきましては、連結業績で、売上高9,900億円、経常利益590億円、当期純利益320億円、単体業績で、売上高6,500億円、経常利益300億円、当期純利益190億円を予想しております。

  なお為替の前提条件は、1ドル=130円、1ユーロ=115円で設定しております。

以上
「なお詳細は、”株主、投資家の皆様へ”に掲載されている決算短信をご参照ください。」

 
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